2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

ついったー

おすすめリンク(個人)

  • 富士山の見えるスタジオA
    花と自然と写真を愛する知人のホームページ。ブログ「緑花文化士が綴る花と暮らす日々」では季節の花、なかなか見かけない珍しい花を紹介してくれています。写真にうっとり。
  • SPICY SOUP !
    大学時代のオーケストラの後輩のブログ。彼の写真、印象に残るものが多くて、ついつい見に行ってしまいます。シンプルで印象に残る文章もグッド。「願わくば,具だくさんで スパイスの効いた 熱い!人生を.」というキャッチフレーズがいいね。
  • 茶娘日記
    元同僚で、元麻布のITウーマンで、現農家の嫁の935のブログ。三重のお茶専業農家に嫁ぎ、かわいい娘さんも誕生。なにげに写真うまいのよね。
  • ペンギンネコ日記
    大学時代の同級生のブログ。愛するネコと植物たちとの生活ぶりが、かわいい写真とともにつづられています。今年はやや転職。とっても勉強家で、ビジネス書などの書評をいつも参考にさせてもらっています。
  • セロ弾きセバスチャンの日々
    中学から大学までオケが一緒だったチェロ奏者のブログ。社会人になってからもあまりにも乗り番が多いため、「乗規法」なるものを自ら設定し、自主規制をはじめたもよう。執事への道をひた進む。
  • 椿屋敷農園
    鹿児島のとある町で、ヤギさんとねこさんと犬さんと膨大な椿とマンガに囲まれながら農的生活を謳歌していらっしゃる春さんのブログ。彼女の手にかかると少女漫画がすっごくおもしろそうに思えてくるんですよね。世間体にとらわれない、サバサバしたコメントがすきなんです(春流”ズバリいうわよ”とひそかに呼んでいる)。たまに載せてくれるお菓子のレシピもぐー。
  • さつませんだい徒然草
    薩摩川内市の名物たこ焼き屋「たこ阪」の店主と、常連客紅葉君が二人三脚でお届けする人情ブログ。といっても最近はたこ阪店主の独裁状態にあります(笑)。店主のおすすめ本紹介と独自の経済論がおもしろく勉強になります。とにかくよく更新されているので、訪問しがいがありますよ。
  • Music Life
    鹿児島在住のシンガーソングライター(ギター教室講師も)、竹ノ内氏のブログ。ネットラジオや地元テレビレポーターなどマルチに活動されてます。木酢液でネズミを撃退する知恵者でもあります。
  • そんな時もあるべ
    大学管弦楽団の直の後輩、トロンボーン吹きtsumumuのブログ。いまどき珍しい、自分の信念を曲げない情熱高校教師。でもオヤジぶっているのよね。
  • my aquarium
    大学時代の同級生takeyama氏のブログ。私がふだん近寄らないようなおしゃれな雑誌、格調高い本の書評をやってくれています。でもバンドマンでキーボード担当で作曲もやっちゃうんだよね。かっこいいーのー
  • 鉄道情景への旅
    会社の先輩で私のカメラの師匠でもあるふにゃ氏の運営する鉄道風景写真&エッセイ集。心に残るローカル鉄道沿線の写真は必見。単なる鉄道でも、単なる風景でもなく、その土地の”雰囲気”を感じる、不思議な親しみの湧く写真。実はものすごくこだわって手間かけて撮っているんだということが最近少しずつわかってきたような気がします。写真は奥が深い。
  • しか的すき.
    超多忙な大学時代の同級生deerのブログ。大学院生のはずだがすでに社会人顔負けの本格的な仕事をしているよう。まあ、なんにせよバイタリティと好奇心とLOVEのかたまりのような人です。子どもの心と向き合う現場での丁寧な思索も垣間見えます。
  • 錯雷魂
    ドラえもんとXJAPANと聖飢魔Ⅱその他もろもろをこよなく愛す、人生豊かな大学時代の後輩銅羅e-monのHP。彼を知らない人でも純粋に笑える内容ですので、刺激のほしいあなたにオススメ。最近ブログは酒ネタばかりだぞ、大丈夫か??
  • beart Blog
    「ノマドの窓」として以前紹介していた友人のHPリンクををブログへ移行しました。全国の農村をまわる遊牧民生活だった彼は、ついに今年定住生活に移行したようです。福岡県赤村の「ゆっくり村」を拠点に、どんな"Be The Change"をやってくれるのか。わくわくしながら見守ってるんです。
  • 鳥越皓之先生のHP
    大学時代の恩師のHP。環境社会学・民俗学が専門で現在は早稲田大学の教授。師の短い論考集が見られる。私はその中の「盛り上がり協力隊」という師の視点がお気に入り。
  • FLORENT DABADIE BLOG
    ちょっと気になるフランス人ジャーナリスト、フローレント・ダバディ氏のブログ。私がココログでブログをはじめたきっかけになった人です。スポーツや映画の話題が多いけど、たまに語られる彼の博愛主義への思いにとても共感します。ブログはパブリックなものであるという、スタンスもお手本になっています。
無料ブログはココログ

ふるさと鹿児島のこと

2011/03/06

おいしいミカン産地の不思議な共通点

私はミカンが好きです。

冬から春までの間、毎日ミカンを食べずには一日がおわりません。

冬のおやつであり、水分であり、ビタミンでもある。

風呂上がりの冷えたミカンのおいしいことっていったらもう!

年明けからはデコポン、イヨカン、ポンカン、はるみなどなど中晩柑ラッシュに心おどる日々!

No みかん. No Life.

半分本気でミカン農家になりたい今日この頃。

とまあ、そんなミカン好きの私が、今年の初めに「農家の台所」銀座店に行った時のこと。
ちなみに「農家の台所」は、最近ちょっと有名な国立ファームの直営レストラン。
個々の農家をアイドル張りにアピールし、野菜は珍しい品種にこだわるなど、農のおもしろさを前面に出した店づくりをしています。
お店のナイスミドルなお兄さんが、あたらしいミカン「はるか」を試食させてくれました。


Img_2078
はるか。デコポンのようなデベソがかわいい。

レモンのような黄色い皮で、一見すっぱそう。
でも食べてみると、甘くてみずみずしくて、さわやかな香り!おいしい!!!
感動してお兄さんと話がはずみました。
そのお兄さんは、柑橘についてやたらと詳しく、あまり有名でない産地とか、温州ミカンの細かい品種のこともよく知っていました。
聞くと、お兄さんはもともと東京の青果市場のバイヤーで、果物を担当していたというのです。
しかも「柑橘はとくに好きなんですよね。いろんな産地を歩きました」というではありませんか。
どうりで詳しいわけだ。お友達になりたい!!

このお兄さんから、不思議な話を聞きました。
「ミカンの産地はほとんどが海っぺりの傾斜地にあるんですけど、ここはおいしい、って思う産地は畑の”西側”が海になっているところなんですよね」
つまり、夕日の沈む海に面しているミカン畑では、とくにおいしいミカンがとれるということ。

そういえば、歴史の長いミカンの産地は、西側が海になってる。
和歌山県の有田、田辺。愛媛県の八幡浜、宇和島、伊予。
熊本の河内、長崎もそう。
もちろん、西側でない有名産地もあるけど(静岡の三ケ日とか、神奈川の湯河原とか)。
何より、このイケてる元バイヤーさんがお気に入りの産地がサンセットビーチばかりというのは、大いに気になります。

Img_2085

和歌山県田辺産のポンカン

そんな話を、好奇心旺盛な職場のI先輩と話してみました。
まっきゅー「先輩どう思います?この話。どうして西側なんでしょう」
I先輩「へえ、おもしろいねえ。やっぱ海水なんじゃない?」
ま「は?」
I「風って西から東に吹くことが多いじゃない。偏西風ってやつ。海水混じりの潮風があたって、ミネラルいっぱいのおいしいミカンになるんじゃないかな」
ま「ふふ~ん。そういうことかなあ」

結局真相はまだよくわかりません。
ネットでも調べてみましたが、こういう視点で産地の分析をしている研究は見あたらないんですよね。
でも、なんだかロマンを感じてわくわくしました。

西側といえば、かくれた柑橘の名産地、鹿児島県の出水市も、西側が海ですね。
なかでも針原地区のミカンはおいしいと名高いそうですが、グーグルマップで見てみると、まさに目の前が海
出水のミカンは本当においしい。
まだ全国的には有名じゃないけれど、出水の特徴はすごくたくさんの品種が生産されていること。
温州みかん各種はもちろん、不知火(デコポン)、スイートスプリング、ポンカン、せとか、はるみ、はやか、ボンタン、晩白柚……他ではあまり聞かない品種もけっこうあります。
で、どれもうまい!
出水産のミカン、いまのところ外れたことがないです。
スイートスプリングはとくにおいしいと思います。あと温州もスーパーのよりみずみずしくてうまい。

うちの両親は「特産館いずみ」が大好きで、冬は月に2~3回も通うほど。
ここは並んでいる柑橘のほぼすべてを試食できるところがいい。
でも、どれもそん色ないくらい、おいしいです。
お惣菜も充実。ここの卵屋さんのサンドイッチと卵焼きが超うまいのでおすすめ。

そろそろ柑橘シーズンは終盤ですが、ハッサク、清見、甘夏、はるみなどなど、晩柑類はまだまだ目白押し。
まだまだ柑橘たのしむぞお~! 

あなたもレッツみかん!


追記:コメント欄で後輩のgamiくんがかなりおもしろい追加展開をしてくれています。
必見です!私より数段深い考察です。


 

2011/01/17

鹿児島市おすすめの居酒屋 →特攻チキン野郎 加世堂

2010年の暮れ、中高時代の同級生が鹿児島市内のど真ん中に居酒屋をオープンしました。

その名も
「特攻チキン野郎 加世堂」
(クリックするとお店のブログに飛びます)
……攻撃的な店名であります(笑)。
それにしてもよくやったなあ!!すごいぜ!!

年末に帰省したとき、同級生のオーケストラ仲間と一緒に、お店を訪ねました。

4

攻撃的な店名とは裏腹に、店内は和風で落ち着いた雰囲気。
中央の壁に、魂のこもった桜島の絵がでーん!と鎮座しています。
この絵は、同級生が天文館で出会った画家の人に頼んで描いてもらったそう。

ゆったり8人は座れる掘りごたつ席3組と、カウンター数席。
30人くらいの宴会なら余裕でできそうですね。

出迎えてくれたのはこの方々。
5

右側が、”総司令官”こと加世堂洋平くん(同級生)。
左側が、はるか東京からやってきた菊りん(彼も同級生らしい)。
いやーよかにせコンビですね。
菊りんは、総司令官の東京時代の居酒屋勤めの仲間で、開店祝いにやってきたときに鹿児島が気に入ってしまい、そのまま武者修行に住みこんでしまったといツワモノ。
男前なだけでなく、さわやかで気配り満点のサービスもしてくれました。

それにしても驚いたのが、料理のおいしさ。
まずは刺身。
Photo

(右から、なまこ酢、サーモン、かんぱち)
総司令官による男気ある盛り付けであります。
その日に鹿児島市内の市場で仕入れたものしか出さないというこだわり。
どれも絶品!
なまこ酢ももちろん総司令官による調理。酢がまろやかで上品な味付けでした。

こちらは「海の幸サラダ 
エビ タコ イカ 具だくさんチリマヨドレッシング」
2

懐かしのイカ姿フライが自己主張しております。
センスが若い(笑)!!
これは、この当日にできたばかりのほやほやメニューだったそうです。
ユニークな見た目だけど、イカ姿フライがクルトン的なサクサク感を出していて、とってもおいしかったですよ。

そして、真打ちがこちら、地鶏の刺身。
6

右側のピンクの刺身が胸肉、左側がもも肉。

…うまい。肉自体にうまみがある。でも全然脂臭くない。
ああこれが上手に育てた地鶏なんだなって思いました。感動しました。
(お肉の仕入れ先も同級生の会社だそうです。縁っていいね)

加世堂氏によると、地鶏はつぶしたその日がいちばんおいしいそうです。
わざわざ、前日に仕入れたお肉を出してくれて、食べ比べさせてくれました。
胸肉は2日目になるとわずかに水っぽくなっているかな、という感じ。
シビアに食べないとわからないほどの差だけど、必ずその日の朝につぶした地鶏の肉しか出さないと決めているそうです。
お魚の刺身も同様。

こだわって自信を持って仕入れた食材。すごくいいものだから、無駄にはしたくない。
でもだからといって、残ったものを次の日に出すと、どんどん自分のこだわりが崩れていく。
そーいうことはしたくない。
すごく残念だけど、残った食材は処分する。
お客さんには一番おいしいものを食べてもらって、おいしい思いをして、またこの店に来てもらいたい。
そんなことを加世堂氏は語っていました。
このお店を気に入ってくれたリピーターでお客さんを増やす作戦で、ホットペッパー等の広告は一切出さないそうです。
加世堂氏、見た目はヤンチャなよかにせですが、中身はかなり本気。
この潔さ、なかなかできるものではないと思います。

加世堂氏の故郷は阿久根市の西にある長島。
漁業、農業がさかんな、とても豊かな島です。大好きで何度も行ったことがあります。
彼の実家も農業をしているそうで、ご両親の育てたお米も鶏飯にして提供してくれます。
おいしかったですよ~
長島の名物「大名貝」など、長島の海産物も仕入れているそう。
本当に地元の食材を愛しているのだね。

鹿児島市で”おいしい”料理と酒を楽しみたい方。
このお店、掛け値なしにおすすめです。
ぜひぜひ一度行ってみてください!

「特攻チキン野郎 加世堂」
場所:鹿児島県鹿児島市西千石町17-27 ワイエム殖産ビルB1
   (高見馬場電停前のローソンの地下)
電話:050-1185-1628

おまけ
つくねもおいしかった!
3_3


みじん切りのレンコンと、やまいも入りでシャキシャキの歯ごたえ。
真ん中の卵は珍しい地鶏の卵。
このほか、自家製おでんもおすすめ。

2011/01/10

2011年年頭のあいさつ

だいぶ遅れてしまいましたが、2011年の初投稿です。
今年もブログ更新はマイペースで行くとは思いますが、気が向いたら見に来ていただけると幸いです。

2010年は30歳になるという節目の年でした。
これからますます仕事もバリバリ!というときなのに、毎月のように体調を崩してしまいました。
いろーんな科を渡り歩いて、検査検査で医療費がかさみまくり……とほほ。
しかし、年末の健康診断の結果は初めてのオールA。
今年は今の健康を維持し、元気にバリバリ仕事することを目標にするつもりです。

それから、長期的な目標も、ささやかに宣言しておきます。
「2013年に、鹿児島に生活の拠点をうつす」
まだ何も道筋はたっていないけれど、まずは口に出すことからはじめよう。
今年からはさらに気合いを入れて、公私ともに出会いを大切にし、学んだことを次の自分のステップに生かしていきたいと思います。

今年一年も、私たち皆が生き生きと活躍し、幸せを感じることができる年になりますように。
じゃあいきますか!

2008/03/14

ささやかなうどんの夕べ

仕事帰りに、久しぶりに実家に電話をかけてみた。
「おお、まっきゅーね!いいとこに電話したね」
本日電話に出たのは父。いつもより上機嫌なのはなぜ?
「今日はおもしろかったよー。みんなでうどんを食べたんだが」
むむ、うどんを食べるのがなぜそんなにおもしろいのじゃ?

父の話によると、車屋台でうどんを売り歩くお兄さんと、最近お友達になったらしい。
なんでも、車から流すチャルメラのテープを売ってほしいと、お兄さんがわが実家の店にやってきたのがきっかけだとか。
ところが、実家ではCD・テープの販売は少し前にやめてしまっていたので、父は残念そうにことわった。
しかし、ここからが、わが父の親切おじさんぶりの本領発揮。
CDをヨソの店で買ってきたらテープに録音してあげてもいいよ、とお兄さんに話すと、お兄さん本当に近くの春屋書店からチャルメラCDを買ってきて、父に録音してもらったらしい。
そんなことで仲良くなって、一度自分のうどんを食べてほしい、ということになった。

で、今日は店の1階にある貸しスタジオに地元の仲間10名ほどが集まり、うどん大会となったそうだ。
父の話によると、集まったのは、父と、音楽イベント仲間のおじさんと、近所の仲のよい不動産屋さんと、私の中高の先輩で地元IT企業の若社長と、、、う~むいかにもこういうことが好きそうな人が集まってくれたものだ。
だしのきいたうどんは、たいそうおいしかったらしい。
父が首を突っ込んでいる地元の山のなかのライブステージでイベントがあるときにはぜひ呼ぼうとか、若社長が関わる地元のイベントで呼んだらどうかとか、夏の花火大会で、会場に近いわが実家の駐車場で売ったらどうかとか、不動産屋さんの従業員さんに今度ふるまおうとか、なんだか話がいろいろとはずんだそうだ。

ちょっとうどんお兄さんの役に立てたようで、上機嫌の父なのであった。
こういう、もうからん親切が、父は大好きだ。
いや、店はもうかってほしいに違いないが、商売そっちのけでこういう人との交流に夢中になってしまうのだ。
ささやかながら、さびれながらも、実家の楽器店・スタジオがボチボチやっていけているのは、もうかるための戦略以外の、父のこういう人好きな性格によるところが大きいのかも。
(もうかるための戦略は、いまひとつ楽観的すぎてハラハラするのだけど…)
ぼちぼちでいいから、こんな店や、こんなおじさんがいる街でありつづけてほしいなあ。わがふるさと。

これからも、ぼちぼちガンバッテネ。おとうさん!

2007/10/25

銀座で鹿児島の黒豚を食す

東京のいいところであり、なんだかなーと思うところ。
”世界中の食材や料理が食べられる”。
まあまったく、なんでもありますわ。で、東京のものは何なのかね、といわれると困るの。
もんじゃ焼き…?小松菜、金町小カブ…ううむ。いまいち。

というわけで、東京だからというわけではないのだけど、銀座でおすすめできるお店をまたひとつご紹介。
「遊食菜彩いちにいさん」
場所は日比谷にある鹿児島県のアンテナショップ「かごしま遊楽館」の2階。
黒豚しゃぶしゃぶが食べられるレストランだ。

ずっと気になっていつつ行きそびれていたお店で、とある大阪出身鹿児島在住のたこ焼き屋さんを通じて知り合った、兵庫出身もと東京在住の知人と一緒に、ついに先日行ってきた(その知人は故郷に帰る直前で、東京を去る記念?に会ったのだが、そんなときでも東京名物を食べようという話にならんのが東京というところだ)。

実は私、たぶん黒豚というものをちゃんと食べたことがなかった。
鹿児島出身のクセに、東京で黒豚初体験というおそまつな展開。
でもでも、でもでもでも、
これはうまい!!!!!

Photo
うすーくスライスした黒豚のお肉。
下にはたっぷりお野菜もついてる。
これに薬味と〆の中華めんを合わせて一人前2600円。
安いとは言わないけど高くない!ていうかうまいから文句ないっすよ~

しつこくお肉のアップ
Photo_2
これで2種類のお肉が入っている。ロースと…なんだっけ。
にんにくは、しゃぶしゃぶの鍋に入れる。
アクが出にくくなるそうだ。お肉はにんにく臭くはならない。

このお肉やお野菜を、お店オリジナルの「そばつゆ」仕立てのスープでいただく。
すごくダシが効いている、あっさり味のつゆに、やわらかくて甘みのある黒豚のお肉が絶妙にマッチ。
さらに、シロネギの輪切りを山盛り入れ、ゆずこしょうをたーっぷり入れると、香りとともにコクがアップ。もうサイコー!
食事会の前半戦は、話よりも黒豚に夢中になったひとときになってしまった。

このほか、さつまあげや豚骨(豚の骨付き肉を味噌と醤油と砂糖で甘辛く煮込んだ鹿児島の郷土料理)もたのんでみたが、予想外においしくて満足。
鹿児島特有の「甘さ」は控えめで、東京味って感じだったけど。
とくに、熱々の揚げたてさつまあげ&大根おろし&鹿児島醤油(甘くてとろっとしていて苦手な人多い)という組み合わせは初体験で、これがまた最高なのである。

何も東京で鹿児島名物食べなくても…という突っ込みを置いとける人、ここはおすすめですぞ。
予約はいっぱいで取れなかったのだけど、15~20分ほど待てば席が空くので、予約なしでもあんまりストレスは感じなかった。
ちなみに、ランチは手ごろな価格で黒豚ゆでしゃぶおろしポン酢和え、そばつゆ仕立ての豚汁などが食べられるのでまたおすすめ。

日比谷公園で秋バラ見るついでに、寄ってみてね~

2007/09/19

鹿児島かわいいものづくし

ちわ!
Photo

ぬおおおおおおぉぉぉぉぉぉ
かわいいいいいぃぃぃぃぃぃ
かわいいものその1:子ヤギちゃん♪

鹿児島出張を終え、本日東京に戻ってきた。
行きは帰省気分でウキウキしていたのだが、実際は毎日仕事づくし、しかも結構内容的にハードなものばかりだったので、かなりお疲れモードでの帰還だった。
(帰りの飛行機で寝違えてしまい、今でも首が痛い…)

Photo_2
かわいいものその2:モータ(わが家の末弟、なかなかのよかにせ)

それにしても、鹿児島には熱い人がいるものだ。
新しい出会いがあるたびにそれを実感する。
実はすごい企画の宝庫なのかもしれない。
それをまとめあげるのは、今の自分の実力に不相応なハードなことだと今回思い知ったわけだけど、この熱さおもしろさ、伝えずにはおられん!
きばっどー

Photo_3
かわいいものその3:天文館のベーグルカフェ「Mouffe cafe」のクマかぷちーの

それにしても、冒頭の子ヤギちゃん、かわゆいでしょう!
もうどっぷりハマってしまいました。
今週中に秘蔵写真を大放出しますんで、ぜひ見てね。

2007/08/21

新しい家族

うにゃ~ん
Img_3960

残暑お見舞い申し上げます。
お盆休みも終わり。
皆様、羽根は伸ばせましたでしょうか?

私は先週1週間実家の鹿児島に帰っていました。
実家での一番の変化は、↑こいつ。
我が家の末っ子として家族の溺愛をほしいままにしておりました。
その名もなぜか「モータリングキスミント」。
…なぜ?
愛称は「モーくん」「モータ」(牛柄だから)、「まろ」(まゆの部分だけ毛が白っぽいので)。
ちなみに最後の愛称はまっきゅー本人しか使用していないため、呼んでも振り向いてくれません。

Img_3942
こんな感じでお店におりますので、ぜひ川内楽器に会いにきてね♪
子猫っぽくかわいいのもあと1~2ヶ月というところでせう。
とにかくあらゆる人・モノに興味津々。警戒心ゼロ。これでいいのかまろよ。
ザ・飼い猫という感じ。

それはさておき、1週間と長めの夏休みをもらいましたが、本当にあっという間。
行きたいところも、会いたい人も、やってみたいことも、半分もできませんでした。
会ってくださった方、ありがとうございました。
会えなかった方、冬は覚悟しておいてください。

遠からず近からずのうち、鹿児島に定住して仕事をしたいと考えているものの、具体的に行う「仕事」が見えてこないモラトリアムな私。
とりあえず基本の「あるく、みる、きく」を実践していこうと、カメラとノートをもって地味~にあるきまわっています。
今回もいろいろと収穫があったので、少しずつ紹介していこうと思います。

(ちいさな本音)数年来の念願だった、鹿児島の人を著者にした本をいま手がけさせてもらっています。
企画を具体的にはじめたここ数ヶ月の間に、仕事を中心にいろいろな人や知恵に出会う機会がありました。
「あるく、みる、きく」もいいが、やはり何かを「する」ことのほうが段違いにその物事に”深くかかわる”ことになるのだと実感しました。
本を完成させ、多くの人に届けるためには、これからもいろいろな人と関わっていく必要があります。
ぜひ、鹿児島にひとつのエネルギー源を落としたいですね。みなさまヨロシク!

2007/05/18

まったりな仲間たち

かごしま水族館コレクション。
テーマ「まったりさん、いらっしゃい」

Tatunootosigo
やる気のないタツノオトシゴ。

ふわーん
Bandouiruka
ショーが終わってプールの底でまったりやすらぐバンドウイルカさん。


ふふふふふ
Torahukouika

某ハリウッドのSF映画に出てきそうな、神秘的かつまったりなトラフコウイカ。
しかしこいつ、興奮すると茶色い体を鮮やかな青色や緑色に次々と変化させるロックな奴らしい。
この説明を見た某お子ちゃまな観覧者が、精一杯の威嚇をしてみたが、さっぱり反応を示さず、逆にトラフくんは
「うぜえ」
とのたまい、水槽の奥に引っ込んでいきましたとさ。
どんど晴れ♪

さて、まったりといえばやっぱりこの方。
Kurage
ときを忘れて見入ってしまった。
ああ…クラゲになりたい。

ベイビーもキュートKuragebaby


ああ…まったりワールド万歳。
錦江湾や鹿児島近海にも、ユニークな方たちがいるのねえ。
彼らが本当の海でもこんなにまったりしているのかわからないけど、もっともっと生き生きしているでしょうね。
一度海でお目見えしてみたいものじゃ。


はじめての水族館@鹿児島

「わっ」
Img_2847
おどろいた?

ゴールデンウイーク中に、鹿児島に帰省していた。
最後の日曜日に友人に連れて行ってもらったのが、かごしま水族館。
じつは、生まれてはじめて”水族館”というところに足を踏み入れたのだった。
結果は...至福のひととき(うっとり)。まったりワールドにひたりて候。


「ハーラヨット」
Takaasigani
タカアシガニ。っていうか”踊りがに”ではないか。鹿児島周辺の海にもすんでいるらしい。
はんや節でも踊りだしそうなノリである。

かごしま水族館の目玉と言えば、これ。
Img_2803
ジンベエザメのユウユウくん。入り口すぐの「黒潮大水槽」に住んでいる。
画面におさまっているけれど、かなりでかい。4~5mはあるんじゃないかな。
この子は実は3代目のジンベイザメ。おとなは20mにもなるというから、まだまだ少年(少女?)というところかな。

3代目といっても、初代、2代が亡くなったから3代目なのではない。
かごしま水族館は開館から今年10周年。この短い期間になぜ2代も入れ替わったのか。
それは、大人になるまでこの水槽で飼育できないから(せまいから)らしいのだ。
黒潮大水槽で飼える大きさを5.8mとし、この体長に近づいたら野生化の訓練をして、再び海に帰すのだそうだ。
初代のユウユウはまだ生きていて、探査機を付けられて回遊が記録されており、数年前屋久島周辺にいるのが確認されたそう。水槽で泳いでいたユウユウが、大海原で悠々と生きている。すごく不思議で、なんだかうれしくなってくる。

それはさておき、では、どうやって次のジンベイザメを連れてくるの?
野生のジンベイザメは日本でもきわめて珍しく鹿児島の近海を頻繁に訪れる。
近海の定置網に、年に数回子どものジンベイザメがかかる。
これを保護し、大きくなったジンベイザメと入れ替わりに黒潮大水槽に導入するらしい。
まさに、地域性を120%生かした展示体制である。
ユウユウたちにとって、黒潮大水槽にいるのは、人生のわずかな間。
不自由な思いをするだろうが、不思議な体験として、記憶に残るのだろうか。
ちょっと、ロマンを感じるなあ。また会いに行きたい(哉原さんありがとうね~)。
ああ、水族館効果。


2006/11/02

寺山にひびく音楽

先日、珍しく父から手紙が届きました。
中からは、ANAからのEDYマイレージカードと、紙に包まれた薄いチップ。
開けてみると…デジカメのCFカードです。
あ、もしかして。

父に電話。
「おーまっきゅーね。ようやくやったよ。寺山のライブ」
お!やっぱりその写真だったのね。

私の故郷、鹿児島県薩摩川内市に寺山という、シンボル的な山があります。
そこの山道の一角を、切り開いてライブ会場にすっど!というやんちゃな企画が、進んでいるのです。
しかも、水道やのおじさまが、黙々とほぼ一人で切り開いたのです。
スタジオ経営をやっている私の父。若者と音楽が大好きで、すてきなライブ会場をつくっているおじさまと出会うと、もう自分のことのように、熱を入れて応援するようになりました。


「高校生たちがここでライブできるとよかが!」

(第一回目のレポートはこちら)

(第二回目のレポートはこちら)

急ピッチで進めた工事。
山を切り開き、広場を作り、広場までの道を作り、出てきたゴロ石でステージを作り、電気を引き、トイレを設置し、駐車場を作り。
一人でやった、ってすごい!
荒削りながら、ついにライブ会場らしい空間が誕生しました。

そして先日、めでたく初音だしとなりました。
_084
やさしく大きな木の下のステージ。
すごい横幅。13~4メートルはあるかしら。

まずは学生バンド!
_067
がんがん歌ったけど、下の村への騒音にはなってなかったみたい。

お次は和太鼓。
_064
きっと秋空に爽快に太鼓の音が響いたんでしょうね。
早く大人数ステージが見たいわ。

そして、マダム達の荘厳な大正琴。
_073
おお、写真からオーラがでてきておる。
それにしても、野外ステージって、気持ちよさそうですね。


このステージは、自分の名前と、初本舞台を、静かに待っています。

_074

このイベント会場の名前を今、募集しているそうです。
条件はひとつ。「寺山」がなかに入っていること。
薩摩川内市の方、ひとつお知恵を拝借できませんか?
よい名前を思いついたら、まっきゅーでも川内楽器のおやぢでもいいので、教えてくださいね。