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ついったー

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農・ガーデニングのこと

2011/03/06

おいしいミカン産地の不思議な共通点

私はミカンが好きです。

冬から春までの間、毎日ミカンを食べずには一日がおわりません。

冬のおやつであり、水分であり、ビタミンでもある。

風呂上がりの冷えたミカンのおいしいことっていったらもう!

年明けからはデコポン、イヨカン、ポンカン、はるみなどなど中晩柑ラッシュに心おどる日々!

No みかん. No Life.

半分本気でミカン農家になりたい今日この頃。

とまあ、そんなミカン好きの私が、今年の初めに「農家の台所」銀座店に行った時のこと。
ちなみに「農家の台所」は、最近ちょっと有名な国立ファームの直営レストラン。
個々の農家をアイドル張りにアピールし、野菜は珍しい品種にこだわるなど、農のおもしろさを前面に出した店づくりをしています。
お店のナイスミドルなお兄さんが、あたらしいミカン「はるか」を試食させてくれました。


Img_2078
はるか。デコポンのようなデベソがかわいい。

レモンのような黄色い皮で、一見すっぱそう。
でも食べてみると、甘くてみずみずしくて、さわやかな香り!おいしい!!!
感動してお兄さんと話がはずみました。
そのお兄さんは、柑橘についてやたらと詳しく、あまり有名でない産地とか、温州ミカンの細かい品種のこともよく知っていました。
聞くと、お兄さんはもともと東京の青果市場のバイヤーで、果物を担当していたというのです。
しかも「柑橘はとくに好きなんですよね。いろんな産地を歩きました」というではありませんか。
どうりで詳しいわけだ。お友達になりたい!!

このお兄さんから、不思議な話を聞きました。
「ミカンの産地はほとんどが海っぺりの傾斜地にあるんですけど、ここはおいしい、って思う産地は畑の”西側”が海になっているところなんですよね」
つまり、夕日の沈む海に面しているミカン畑では、とくにおいしいミカンがとれるということ。

そういえば、歴史の長いミカンの産地は、西側が海になってる。
和歌山県の有田、田辺。愛媛県の八幡浜、宇和島、伊予。
熊本の河内、長崎もそう。
もちろん、西側でない有名産地もあるけど(静岡の三ケ日とか、神奈川の湯河原とか)。
何より、このイケてる元バイヤーさんがお気に入りの産地がサンセットビーチばかりというのは、大いに気になります。

Img_2085

和歌山県田辺産のポンカン

そんな話を、好奇心旺盛な職場のI先輩と話してみました。
まっきゅー「先輩どう思います?この話。どうして西側なんでしょう」
I先輩「へえ、おもしろいねえ。やっぱ海水なんじゃない?」
ま「は?」
I「風って西から東に吹くことが多いじゃない。偏西風ってやつ。海水混じりの潮風があたって、ミネラルいっぱいのおいしいミカンになるんじゃないかな」
ま「ふふ~ん。そういうことかなあ」

結局真相はまだよくわかりません。
ネットでも調べてみましたが、こういう視点で産地の分析をしている研究は見あたらないんですよね。
でも、なんだかロマンを感じてわくわくしました。

西側といえば、かくれた柑橘の名産地、鹿児島県の出水市も、西側が海ですね。
なかでも針原地区のミカンはおいしいと名高いそうですが、グーグルマップで見てみると、まさに目の前が海
出水のミカンは本当においしい。
まだ全国的には有名じゃないけれど、出水の特徴はすごくたくさんの品種が生産されていること。
温州みかん各種はもちろん、不知火(デコポン)、スイートスプリング、ポンカン、せとか、はるみ、はやか、ボンタン、晩白柚……他ではあまり聞かない品種もけっこうあります。
で、どれもうまい!
出水産のミカン、いまのところ外れたことがないです。
スイートスプリングはとくにおいしいと思います。あと温州もスーパーのよりみずみずしくてうまい。

うちの両親は「特産館いずみ」が大好きで、冬は月に2~3回も通うほど。
ここは並んでいる柑橘のほぼすべてを試食できるところがいい。
でも、どれもそん色ないくらい、おいしいです。
お惣菜も充実。ここの卵屋さんのサンドイッチと卵焼きが超うまいのでおすすめ。

そろそろ柑橘シーズンは終盤ですが、ハッサク、清見、甘夏、はるみなどなど、晩柑類はまだまだ目白押し。
まだまだ柑橘たのしむぞお~! 

あなたもレッツみかん!


追記:コメント欄で後輩のgamiくんがかなりおもしろい追加展開をしてくれています。
必見です!私より数段深い考察です。


 

2009/05/09

私のGWその2 バラの旅

つかの間の休み、5月2日には玉川高島屋で開催中のルドゥーテ展を見に行った。勤め先の趣味の園芸クラブの先輩(私以上のバラファン)と。

ルドゥーテは、フランスの宮廷画家。
200年近く前の人で、繊細ですごーく美しいバラのボタニカルアート(銅版画)を数多く残した偉人だ。
マリーアントワネットに仕えたあと、ナポレオンの妃ジョセフィーヌに長く仕えた。
ジョセフィーヌさんは無類のバラ好きで、世界中のバラを集めては栽培していた(させていた)そうだ。
わが先輩によると、ナポレオンに浮気された悲しさをバラに注いでいたんだそうだ。
そして、そんなジョセフィーヌさんに叶わぬ恋をして、報われない思いをバラの絵へと昇華させたのがルドゥーテだと先輩は熱弁されていた。
よし、そういうことにしよう。
ルドゥーテの絵は本当に言葉にならない品があるからなあ。
尋常じゃない想いが詰まっていたと思うと納得。
見る目に感情がこもってますます神々しく見えまする。
永遠に眺めていたい至高のひとときでありました。

その後散歩した玉川高島屋の屋上ガーデンも見事だった。
センスのいい植栽に、見事なお手入れ。
ちょうどバラが咲きかけていて、ゆっくり楽しむことができた。

Img_0516_2
品種名不明。
ふつう、開ききったバラはちょっと見られたもんじゃないんだけど、このバラは中心部がとてもきれい。
牡丹のようですな。


Img_0529_2
スーヴニール ドゥ ドクトール ジャメイン…だったと思う。
甘い芳香を放つつる性のバラ。オールドローズだったよね。

こちらはクリスマスローズ。
Img_0520

名前はクリスマスだけど、春がメインの開花期。
思いっきりうつむいて咲くので、撮影者はスカートの中を覗き込むようにカメラを構えないといけない。
この撮影ポーズを長時間新宿御苑でとり、白い眼で見られた恥ずかしい記憶がある。
しょうこりもなくこの日も「のぞきこみ」ポーズでシャッターを切ったのであった。

アガパンサス
Img_0524

日陰で麗しく咲いていた花。
本当にここの庭は植栽のセンスがいい。
オールドローズや斑入りの低木を駆使して流行も取り入れているし、つるバラも見事にパーゴラやアーチを覆っている。
手入れが丁寧で適切でないとこうはならないよね。
まだつぼみもいっぱいあったから、今月いっぱいはバラの見ごろが続くだろう。
一見の価値あり!バラが好きな方はぜひ行ってみて。

よっしゃー
またふんばる元気が出てきたぞ~

2008/02/14

疲れたあなたに効く1クリック

一日一笑
↑クリックしてね

やられました。

最近、日光種苗がマイブーム。
その異次元的ネーミングセンスぶりに脱帽。
思わず買ってしまいたくなる(買ったことないけど)。

ひたすら独自路線を突き進む彼らに熱いエールを送る。

2007/11/12

農薬使ってもいいじゃん? その2

もちろん、農薬自体は人間にも毒性があるものだから、食べるものにかけるべきか、という話は、また別の問題としてある。
農薬のかかった畑に入るとアレルギー症状を起こす子どももいる。
化学物質に敏感な体質のため、無農薬・無化学肥料で育ったものでないと食べられない人もいる。
化学農薬・化学肥料をつかわず、有機質資材のみで行なう農業、そうして育った農産物が、たいへん大事なのは確か。

でも、だからといって、化学肥料や農薬を使う農業の体系や、そうして農産物を生産している農家は単純に悪いのか?
そんなわけないじゃん、と私は思う。
堆肥などの有機質資材で豊富な微生物を養い、土を団粒構造で良質な土にすることは、基本的に必要なことだ。
植物が元気に育てる環境をつくることが、まず大切なことであり、農業の基本であると思う。
この環境作りは微生物にかなり依存することになるため、微生物のごはんとなる有機質資材で行なうのが一番都合がいい。

植物が元気に育ち、豊富に農作物を生産するために、人間の管理(子育て)作業も必要だ。
この過程において、化学肥料や化学農薬はとても役立つと思う。
植物が肥料不足になっていたり、暑さや実の成らせすぎ等で疲れ気味になっているときは、即効性のある化学肥料が栄養ドリンクとしてよく効く。
(最近は即効性のある有機質液肥が出てきたので、必ずしも無機肥料である必要はなくなってきたかな)
その植物のことが大好きな病害虫が、度を越して増えすぎれば、致命傷となってしまうときがある。
親(生産者)としては、それは防ぎたい。だから、必要があれば農薬も使う。
もちろん、化学農薬以外の自然農薬の技術や天敵の技術は、もっと追求していくべきだが。

私自身は、農薬の毒性は、適量を適切に使う分には、人間の健康には影響ないと考えている。
だって、使ってる農家自身が健康なんだもん。世代を超えて使っててもね。
(ただし除草剤は怖いな、と思う。除草剤をかけたところから生えた植物が奇形になっているのを見ると)
農薬アレルギーの問題は、農薬のみの問題ではない。
人間自身が、代謝能力が低下していて異物を適切な形で排泄できないから、アレルギーやアトピーという形で出てきてしまう。
代謝能力の低下は、栄養のある食事をバランスよく食べないことがいちばん大きいらしいが、食物自体に適切な栄養が含まれてないことも隠れた原因、らしい。
それは化学肥料に頼った農業のせいで、土壌の栄養バランスが悪くなり、栄養の少ない野菜しかできなくなったせいだという人もいる。

それは間違いではないかもしれないけど、なんでも極端に考えるのはよくないぜ。
有機農業と近代的農業は、いいところを生かしあい融合して発展していって欲しい。
今年できた「有機農業推進法」が、有機農産物ブランドの過剰推進により、慣行農法の農産物を締め出すことのないように、注意深く見守っていきたい。

2007/11/11

農薬つかってもいいじゃん? その1

ひとつ前の記事で、秋バラの写真を紹介した。そのつづきでちょっと独り言。

秋バラってすごく魅力的なんだけど、バラを育ててる人みんなが、その素晴らしさを堪能できるかっていうと、そうじゃないらしい。

秋のバラをきれいに咲かせるためには、夏の間、病気や害虫に葉をむしばまれることがないように農薬散布をし、乾燥で葉を傷めないようにまめに水やりをし、たくさん光合成させて、養分をたくさん貯蔵させておかなければならない。

葉を落としてしまうと、光合成ができなくなるため、養分をつくることができない。
人間で言えば、ろくな食事ができない状態なので、体の抵抗力がなくなり、ますます病害虫に弱くなる。
栄養失調で病気がちなら、いい花咲かせられるわけないよね…
と、いうわけで、秋バラは夏に農薬散布や水やり等の管理をがんばった人だけが真の醍醐味を味わうことができる、ちょっとレベルの高い楽しみなんですって。
ま、バラ園に見にいくぶんには、プロが管理しているからそういう心配もないんだろうけど。

わたしも勤め先の屋上で、仲間と一緒にバラを数本育てているのだが、やっぱり病害虫には悩まされる。
病気で葉をほとんど落っことしてしまうことはザラなのだ。
バラってほんとうに、いろんな病気や害虫に好かれる。
やっぱりきれいなバラを楽しみたいから、最近は農薬も使いはじめた。
職場の人からは、「うちの会社の人間が農薬使うのかよ~」なんて、からかわれるっていうか、非難されるっていうか、チクチク言われることも多い。

ふんっ、農薬使って何が悪いのよっ
て、私は思っているのである。

確かに、農薬は病害虫だけではなく、植物にとって有益な微生物も殺してしまっているかもしれない。
同じ農薬を立て続けにつかうと、その薬に抵抗性のある病害虫が増えてきて、新しい農薬に替える。
でも、その農薬にもやがて抵抗性ができて…終わりのない無限地獄のように思えるときもある。

都合の悪いものはすべて抹殺すればよい、という考え方は、とても恐ろしい。
けれども、自然というものを、ある程度コントロールする、手なづける技術や知恵は、昔から人間が探求してきたこと。今更よいも悪いもない。お互いにほどほどにたちゆけばいいのだ。
病害虫も、すべて抹殺するのではなく、ほどほどに気づかない程度で収まってくれるように手なづけるようにすればいいんじゃないか。

人が田んぼをつくることで、田んぼという環境を好むいろんな動植物・微生物が生きる場をもらっている。
同じように、バラを育てることで、バラが大好きな虫や菌が、生きる場をもらっているのだ。

でも、増えすぎたらやっぱり困るんだ。
バラを枯らしてもらっては困るんだ。
だから、増えすぎないように予防的農薬を散布するし、それでも大発生してしまったら、申し訳ないけど治療薬という強い効果の薬で徹底的にやっつける。
ほんとうは、天敵どうしの食物連鎖バランスや、菌どうしの拮抗作用でなんとかなってほしいんだけど、バラのようにすべての生物にとって魅力的な植物の場合、「殺すまで愛してしまう」ヤツラが多いみたいで、自然状態にまかすにはいかんようだ。
申し訳ないけど、ほどほどに規制させてもらってます。
観賞用の植物だったら、それでいいんじゃないかな、と私は思う。

長くなるので次回に続きます。

2007/11/10

秋のバラ2007

(相変わらず更新が滞っていて申し訳ないです。)

本日の東京は冷たい雨。
冬が近づいてるという感じである。

東京では秋バラもそろそろ終わりかな、と思うのであるが、秋の花はなかなかどうして花持ちがよく、案外今も平然と咲いていたりする。

これはとある知人の庭に咲いていた秋バラ。
品種は、ええと、忘れちゃった。
Photo

お昼前の高めの逆光で撮ったのだが、まー真紅できれいだこと。
暖かくなるシーズンに一挙にエネルギーを爆発させるように咲く春のバラと違って、秋は気温が低くなり成育が緩慢になっていく季節に咲くため、花が咲くスピードがゆっくりなのだ。
咲くのに日数がかかるため、養分が花にじっくりと送られて、色の濃い、形のしまった花になる。
そして、その花を形のよいまま、長く楽しむことができる。

Img_5824

こちらは、つるバラの「ローゼンドルフ・シュパリスホープ」というドイツの品種。
つるバラは、春しか咲かない「一季咲き」の性質を持っているものが多いのだけど、この花は、秋にもわりとたくさん花を咲かせてくれる(こういう、春も秋も咲く性質を持つ品種を四季咲きというらしい)。


Img_5793

こちらは、「丹頂」。日本の育種家がつくった品種である。
赤と白の二色が、タンチョウヅルを連想させるために、この名前をつけたんだろう。
形も、鋭すぎず、柔らかすぎず、なんとも品があって日本的美だな~っと思う。
この品種は、超遅咲きとして知られていて、春よりも秋のほうが美しい花になるといわれているそうだ。
その逆に、春のバラのほうが美しく豪華になる品種もある。

大雑把に春バラと秋バラの長所短所をならべると、こんな感じだろうか

春のバラ
・花が大きく、豪華
・房咲きになりやすく、花数が多くこれまた豪華
・香りが漂いやすい
・でも花持ちが悪い(形が崩れやすい)
・形が膨張気味でしまりがない
・一気に咲いて、一気に終わってしまう

秋のバラ
・花色が濃く、形がしまっていて美しい
・花もちがよく、少しずつ次々と咲くので長い期間楽しめる
・ただし花数は少なく、一季咲きのバラは咲かないので、ちょっとさびしい景観になる
・香りは濃厚だが、ちょっとクセがある。気温が低いのであまり漂わない

それぞれ一長一短なんですな。
でも、バラは春だけじゃないぞって、覚えててもらうと、おもしろいかも。
ちなみに、私は秋バラのほうが好き。被写体として魅力があるから。

と、いうわけで、秋バラは今月いっぱいはそれなりに楽しむことができまする。
お近くにバラ園がある方は、ぜひ、寄ってみてくださいまし。
カメラも忘れずにねっ

2007/10/16

田んぼ=イネづくり。だけでいいのか

今年の米余りは史上空前らしい。
と、いうことを日本農業新聞で今年の10月9日から4回にわたって連載された「狂った計画―07年度産米大激震」の記事で知った。

この連載には、余剰米が2006年度産と2007年度産を合わせると35万トン出る見込みだと書いてあった(農水省調べ)。こんなに余剰米が出るのは、予測よりも米の消費量の減少が大きかったためであるという。今後、人口減少だけを条件に計算しても、2025年の米消費量は、現在の消費量より2割減(800万トン)になり、2007年度よりも11万ヘクタールの転作強化が必要になるらしい。

ぐぐっ。そういえば、一日一食も米を食べない日が、あります。正直言って。
米が嫌いなわけではない。でも他にもおいしいものがたくさんあるから…
そうやってぼや~っと幸せな食事をしているうちに、こういう事態だ。
どれほど受動的な食生活をしているか…反省しきり。

人口減少も米離れも、成り行きにまかせるだけには絶対にしたくない。けれども、それはそれとして、田地を水田として使うことだけがもっともあるべき姿であるという考え方は、思い返してみてもよいのかもしれない。
守田志郎という人の『農法』という本のの77ページに、「水田には稲を作るものだという昔からの権力による強制が、次第にみんなの常識になってしまった」と書いてあることが気になっている。
農家の”田を守りたい、自分の代でつぶしては先祖に申し訳ない”、という思いは、かなり強い。
耕さないことへのうしろめたさも。経済的感覚とはまったく別次元の価値観だ。
でもこれが、為政者によって刷り込まれたのが原点だとしたら…

もちろん、守田氏の言うことが100%だとは私も思わんが。
残念ながら、どう転んだって、水田の面積はもうこれ以上は必要ないのは確かだ。
これだけ耕作放棄地が増加しているにもかかわらず。
日本農業新聞には米をバイオエタノールにしたり、飼料にすることも検討されていると書いてあったが、何もそこまでして米をつくる必要ないじゃん、と私は思う。コストかかりすぎるよ。
飼料作物を蒔いて家畜を放牧したり(ヤギランドとか)、市民農園を組み込んだり、、、。非農家をまきこんで、おもしろく、永続的に人間の手を入れていけないものか。
それでも永久的に田でなくするのではなく、輪作で定期的に田んぼに戻す体系は維持したい。
田でないところを田にするのは、たいへんな努力が必要だったはずだから。
水田は水を貯めるし、多様な生き物を育てるし、土のバランスの狂い(連作障害)もリセットしてくれるし。
日本の土地・自然を生かす偉大な土地利用体系はやはり田んぼだ。

なんて、夢物語を話すヒマがあったら、ちっとは米を食えだな。
ごはん、食べようぜ!

2007/09/24

ヤギって飼えるのかいな2

ラブラブヤギシリーズ第3弾。
今回はヤギさんの習性とそのケア方法について。

こちらはアメリカ出身のマダム邸にあるヤギ小屋と運動場。
Photo_11
こんなふうに、小屋から自由に出入りできる運動場をつくっておくと、ヤギさんは自由に運動できるのでストレスがたまらないそうだ。
中央に見える丸いお立ち台も重要。ヤギは高いところを登ったり降りたりするのが好きなんだって。
柵は、ヤギの身長と同じくらいの高さがあればいいそう。
マダムは近所からもらった廃材で小屋や柵をつくったらしい。安上がり!

 

こちらはマダムのヤギ小屋の中。
乾草がふんだんに敷いてある。気持ちよさそう。
Photo_12
ヤギ4匹ぶんでこれくらいのスペース。
 
 
 

ヤギ小屋の入り口近くには、こんなエサ台をつくっていらっしゃった。
Photo_13
上からえさのワラを入れると、下のこの格子から、ヤギがワラを食べられるというわけ。
こういう風にしておけば、何日分かエサをまとめて入れておき、ちょっと旅行にも出かけられるそうだ。
ある分だけエサはその日のうちに食い尽くすと師匠は言っていたが、どうなんだろうか。
 
 

こちら、無残に下の葉を食い尽くされたナシの木。
Photo_14
ヤギは樹木の葉が大好き。
こんなおいしそうな木をほったらかしにしておくと、残らずきれいに葉を食べてしまいますのよ。
放し飼いにするとき、食べられたくない庭木があったら、かんたんでもいいので柵で囲っておいたほうがいいよ、と師匠。
それにしても、見事にヤギが食えるとこだけ葉がなくなっとるなー
 
 
 
ヤギ、大脱走!
Photo_15
なんと、庭の雑草をおとなしく食べていたヤギたちが、何を間違えたか隣の家の家庭菜園へダーッシュ!。
もう欲望のおもむくままに、ナスの葉食べる、サツマイモのツル食べる。
マダムも大慌てでつかまえにいきます。
いちばん落ち着いていたのは師匠で、ボスヤギの角をむんずとつかんで柵の中へつれていってしまった。
ボスヤギ(年長のおばあちゃん)が柵に入れられると、他のヤギたちもしぶしぶ柵の中へ。
こんなことは初めてだったそうだ。
しかし、野菜の味をおぼえてしまったヤギ達…これから注意が必要かもね。

じー
Photo_16
(野菜、食べたいなー)
(なでてほしーなー)
さあ、彼女の心中、どちらでしょうか。
私は前者とみたが…
それにしても、ほんとう、人間くさくほほえむヤツラ。
ヤギってやっぱりかわいい!

ね、飼いたくなってきたでしょう?そこの田舎暮らしのあなた!
興味もった人は、ぜひ一度ヤギ実物に会ってみてください。
本物はもっと魅力的ですから。

2007/09/23

ヤギって飼えるのかいな1

さてさて、前回はヤギってこんなにラブリーなのよ、ってお話をしたのだが、今回は、そんなヤギって、本当に誰でも飼えるのかしらん、ということについて。
ヤギ師匠に教えてもらったことの一部をご紹介しよう。

これが、ヤギ師匠の家のヤギ小屋。もちろん、オール手づくり。
Photo_6
屋根は波トタン、柱などの骨組みは薄い木の板を使っているみたい。
けっこう大きい小屋に見えるけど、それはヤギ師匠が常時7~10匹のヤギを飼っているから。
広さは、ヤギ1匹につき一畳あれば十分なんだそうだ。

とりあえず、雨露を防げれば小屋としては合格。四方を壁にする必要もない。
でもできれば、小屋の側面は、網戸を張って、蚊が入らないようにしてあげたい。
ヤギは、蚊が媒介する「腰麻痺」という病気にかかりやすいのだ。(とくに日本ザーネン種)
Photo_7
網戸の向こうから見つめるヤギたち。
ほんとう、カメラ目線なんだから。


こちらは、師匠のヤギ小屋の内部。
こちらをのぞいているヤギの下にあるのは、エサ台。
Photo_8
ヤギはとってもきれい好きで、一度床に落ちたエサはよう食べんらしい。
そのくせ、食い方が大雑把で、床に落としまくりなんだが…。
こんな風に、地面につかないようにエサを置いておく台をつくっておくとよいそうだ。
バケツを天井からぶら下げてもいいんだって。

こちらは、ヤギの水飲み場。
アルミの洗面器?の上に、黒い管がつながっているのがわかるだろうか。
Photo_9
これは確か水道とつながっていて、水が一定量以下になると、自動的に補給される仕組みになっている。
「ヤギは水をあんまり飲まないと言われてるけど、実はけっこう飲んでるんじゃないかと思うんだ」とヤギ師匠。
この仕組みをつくっておけば、一泊旅行程度だったら気軽に行けるそうだ。
難しそうに見えるけど、意外に簡単で、ホームセンターで買える道具で手作りできるらしい。


「うん、おいしい!」
Photo_10
おいしそうにえさを食べるマダムヤギ(実は昨日の子ヤギのグランマ)。
師匠は、ヤギの頭数も多いのでエサは「バミューダヘイ」という市販の牧草を与えている。
一頭あたり、月に1000円くらいのエサ代なのだとか。

でも、市販品にこだわらなくて大丈夫。
庭の雑草、剪定後の庭木の枝葉、野菜クズ、野菜、果物、果物の皮、とにかく何でも食べる。
田舎暮らしのお掃除屋さんなんですぞ。
ちょっと、飼いたくなってきたでしょう?

ラブラブヤギ特集、まだまだ続く!

かわいいぞヤギ

「はあい~ 最近お元気?」
Photo

素敵でしょ、このスマイル!
ヤギさんはときおり(いや、しばしば)こんな人間くさい笑みを浮かべるの。
この子は男の子。


「なになに~ きらきらしとるでー」
Photo_2
生まれてまだ一週間の子ヤギちゃん。
好奇心いっぱい。カメラに向かってくる。
写真ぶれてしまってますがな。
生まれて数日以内に、哺乳瓶で人間の手からミルクを飲ませるようにすると、こんな風に人懐っこい性格になるんだそうだ。
そりゃあもう、たっぷりじゃれてくれました。

「あれ。ミルクでない」
Photo_3
くわえられるものを見つけると、なんでも口に入れる、おしゃぶり癖の子ヤギちゃん。
まだ小さいのに下歯はしっかりと生えているので、油断するとイテテ…という思いをしてしまう。
ちなみに、ヤギは大人になっても下の歯しかない。ふしぎ。


親子ヤギ、くつろぎの図。
Photo_4
母ヤギさんは、さすがの落ち着きっぷり。優しい横顔が印象的。
それにしても、毛並みが真っ白で美しいね。
小屋の敷きワラは、1週間に1回程度交換すればよいので、人間の手間としてはラクなのに、こんなに清潔でいられるのは、フンがぽろぽろと乾いているせいなのかも。
ヤギの糞は、そのまま畑にまいてもいいし、敷きワラと一緒に積んでおくと、良質の堆肥になるらしい。

今回お会いしたヤギ師匠のご近所に住む、アメリカ出身のマダムが飼っているヤギさん。
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こちらも真っ白くて毛並みがきれい!
向こうにネコもいたりして。けっこう仲良し。
青草をおいしそうに食んでいるけれど、実は、樹木の葉っぱのような、水分すくなめの食べ物が好きらしい。
これが実はハプニングのもとになったりして…

というわけで、ラブラブヤギレポート、次回に続く!


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