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ついったー

おすすめリンク(個人)

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    花と自然と写真を愛する知人のホームページ。ブログ「緑花文化士が綴る花と暮らす日々」では季節の花、なかなか見かけない珍しい花を紹介してくれています。写真にうっとり。
  • SPICY SOUP !
    大学時代のオーケストラの後輩のブログ。彼の写真、印象に残るものが多くて、ついつい見に行ってしまいます。シンプルで印象に残る文章もグッド。「願わくば,具だくさんで スパイスの効いた 熱い!人生を.」というキャッチフレーズがいいね。
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    元同僚で、元麻布のITウーマンで、現農家の嫁の935のブログ。三重のお茶専業農家に嫁ぎ、かわいい娘さんも誕生。なにげに写真うまいのよね。
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  • 鉄道情景への旅
    会社の先輩で私のカメラの師匠でもあるふにゃ氏の運営する鉄道風景写真&エッセイ集。心に残るローカル鉄道沿線の写真は必見。単なる鉄道でも、単なる風景でもなく、その土地の”雰囲気”を感じる、不思議な親しみの湧く写真。実はものすごくこだわって手間かけて撮っているんだということが最近少しずつわかってきたような気がします。写真は奥が深い。
  • しか的すき.
    超多忙な大学時代の同級生deerのブログ。大学院生のはずだがすでに社会人顔負けの本格的な仕事をしているよう。まあ、なんにせよバイタリティと好奇心とLOVEのかたまりのような人です。子どもの心と向き合う現場での丁寧な思索も垣間見えます。
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  • FLORENT DABADIE BLOG
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映画・テレビ

2005/12/24

めりーくりすます

いよいよこの日がやってきたわ。
さあ!サンタさんたち、出番よ!居眠りしてる場合じゃないでしょ。
皆さまー、今晩サンタが参りますからねー。
よいこは早くお布団に入ってお休みするのですよ。
でないと外でサンタが凍えてしまうからね。

なーんて。皆さまどんなクリスマスをお過ごしですか?
私は即席のアップルケーキを作りましたよ。拾った無水鍋で(笑)
やっぱり何かしないと落ち着かないものです。満足満足。

さて、2005年もいよいよあと1週間。
そろそろ1年を振り返ってみるのもいいかもしれませんね。
そこでまっきゅーは、これから31日まで、2005年をテーマ別に勝手に総決算しちゃおうと思います。
題して ”まっきゅーせれくしょん2005”  まんま...

今日のお題は、「今年いちばんおもしろかったテレビ番組」
いきなり引きこもりなテーマだなあ...なんて突っ込まないでくだされ。
これはね、ワタシ的にはなんといっても”オールイン”(NHK土曜深夜)でした!
イビョンホンが素敵ーーー!でももっとかっこ良かったのはパクソルミ。
冬ソナではチェジウのライバル役やってた長身美人ですね。凛とした品があって好きな女優です。
オールインは、実在したギャンブラーの半生をもとにしたドラマです。ご覧になりましたか?
韓国ドラマにしては珍しくツッコミどころが少なく(笑)、ストーリーも骨太で素直に面白かったと思います。
イビョンホンの演技にはホントにひきこまれます。全身全霊で演じてますよね。
なにがあっても土曜の11時半には家にたどり着くように必死になってました(笑)。
そのあとからはじまったチャングムも面白い。土曜はわくわくする日です。
その他「冬の女王」「義経」「まんが日本昔ばなし」も楽しみな番組でした。
義経は後半がよかったですね。石原さとみの演技はすごかった。
皆さんのベスト番組は何でしたか?

2005/12/12

義経、平泉、2つの未来

大河ドラマ「義経」今日最終回でしたね。

義経主従、それぞれ己の人生まっとうした清清しい表情でしたね。たくさん泣きましたがいい最後でした。
ただ、やっぱい泰衡の描かれ方は残念よね。「炎立つ」ファンとしては。
「炎立つ」では、泰衡の最期も、義経の最後も?清清しく誇り高く語られています。
首だけになっても、額に釘を打ち付けられた姿になっても、泰衡は金色堂に今も祀られているんですよね。
誰かが命がけで鎌倉から奪って帰ってきたと伝えられているそうです。
それだけ、民に慕われていたのだと、彼の取った選択には意味があったのだと私は歴史びいきしたいんです。
まー、そこまで今回の大河で描いてほしかった、というわけではないですが。これはこれで、感動的名結末です。
やー年の瀬が迫ってきますなー

ところで、今日訪れたバラ園の数コマ。

赤いバラに
DSCN3625

白いバラ。

DSCN3623

寒さに耐えて、最後のひとしぼり、頑張って咲いてました。遠出した甲斐ありました。バラよありがとう。
おなじNHKの大河の前座?アニメ「冬の女王」も私の好きな番組。
ゲルダの旅の方は当分続くみたい。がんばるのだ。

ちなみに私の好みは、こういう渋い色のバラ。
DSCN3626


安売りしていた苗を買ってしまいました。テラコッタ鉢つきで。がんばって育てるのだ。

2005/12/01

キジも鳴かずばうたれまい

水曜日、TBSで私の大好きな番組が再放送されています。
それは、ご存知「まんが日本昔ばなし」。午後6時55分から7時25分まで。
これだけは忘れずビデオ録画して、夜中にじっくり見ています。
私は遠野物語も宮本常一もすごく好きで、昔ながらの民話には目がありません。
なぜなのか、うまくわからんのですけどね。

最近見た話の中で、忘れられないひとつの話があります。
それは「キジも鳴かずばうたれまい」。ご存知ですか?
少し前に、友人からそのあらすじを聞いていたのですが、改めて見てみると、本当に悲しく重い話なのです。

さい川という、毎年氾濫を繰り返す川があったそうです。
そのほとりに、ある小さな村があったのですが、洪水のせいで田畑は流され、多くの村人が毎年必ず命を落としていました。
この村に、弥平と、千代という親子が貧しくも幸せに暮らしておりました。母は一年前の洪水でなくなったばかり。
その年の雨の季節、千代は重い病にかかり、貧しいヒエのかゆでは栄養もとれず、どんどん病状は悪くなっていきます。
いよいよ起き上がれなくなったとき、千代は「おら、さいごにアズキまんまが食べてえ」とつぶやきます。
それは、千代が知ってた唯一のごちそうなのでした。しかし、アズキも米も高級品。弥平の家にあるはずもありません。
それでも、せめてもの慰めに、何とか千代にアズキまんまを食べさせたい弥平、悩みに悩んで、村の地主の蔵から、たった一杯ずつのアズキと米を盗み出します。
念願のアズキまんまを食べて大喜びの千代、なんとみるみるうちに病状が回復しました。
元気になった千代、外に飛び出て、大好きな鞠つきであそびます。
「おらおいしいアズキまんまたーべた~♪」
思わずこう歌ってしまったのを、近くの村人はしっかりと聞いてしまったのです。

そのころ、村では今年の洪水の対策の寄り合いが毎夜開かれていました。例年以上にひどい大雨で、このままではまた死人が続出しかねない事態。村では人柱を出さねばならぬと話が進んでいました。
しかし、人柱は罪人しかさせることができない。この村に罪人などいるのか...
「罪人なら、いるで」
そう、ここで弥平の名前があがったのです。
たった1杯のアズキと米を盗んだせいで、弥平は罪人として生き埋めにされ、人柱になり、そしてその年の洪水はおさまりました。

千代は1週間村中に響く声で泣き続けた後、ぱったりと泣きやみ、それ以降一言も口を聞かなくなりました。
そして、数年後、なぜか行方不明になってしまいます。

さらにそれから数年後、むらの猟師が野原でキジ狩をしていたときのこと。
「きーっ」と空で鳴いたキジを、猟師は見事に打ち落としました。
そのキジが落ちたところに駆けつけると、なんとそこには、行方不明になった千代の姿が。
動かなくなったキジを抱きかかえ、千代はこうつぶやきます。
「キジよ。おまえも鳴かなければうたれなかったものを...」
その後、千代は2度と村人の前に現れなかったそうです。


なぜこんな悲しい話が、語り継がれてきたのでしょう。
きっと、多くの人たちが、弥平と千代のことに同情し、二度と繰り返さないように語り継いだのではないかと、私は想像してしまいます。弥平と千代が悪いのではなく、貧しさと、土地の悪条件と、村というもののもつシキタリが、このような悲劇を生んだのでしょうから。どの村のどの村人にとっても、他人事ではない痛みがこの話に象徴されているのではないでしょうか。
今の社会では、こんな話のリアリティはないですが...
そういえばこの千代の話は、チャングムの冒頭部分にも似てますね。

いいなあ、昔ばなし。なんかわからんけど、大事な財産だと思うのです。
ぜひ、あなたもご覧になってみてくださいませ。

2005/09/21

マザーテレサ上映中

今日、ついに出会いました。
秋の主人公、トンボくんです。
しかし、出会った場所は、わがマンションの階段。
オクタバリになっておられました。合掌。
彼の秋はもう終わったのでしょうか。

今日のお題はシャンテシネで上映中の「マザーテレサ」。
最近見たMusicLifeの記事でその名前を思い出し、なんともタイムリーに銀座に映画のポスターが貼ってあったので、今マザーに何を感じるかなと思って、「SHINOBI」を見たいと主張する友人を押し切り(笑)一緒に観てみました。友よありがとう。

マザーテレサは私が高校2年生の時(1997年)に亡くなりました。
そのとき「マザーテレサ 愛と祈りの言葉」という語録集に出会い、そうとう読み込みました。
その後福祉の道に興味をもったものの、心が徹しきれずに社会学なんぞに走り、出版社なんぞに入り、今にいたるわけです。
それはまあいいのですが。
なんで高校生の時にマザーに惹かれたのかはよく覚えていません。
でもたぶん、愛とか福祉ということ以上に、「確信して突き進む力」みたいなものに、あこがれたんではないかと思います。

映画の感想は…微妙。
これから見る人はぜひ事前にマザーの伝記を一度予習することをおすすめします。
話が飛びすぎでフォローが足りません。友人は「こういう構成ならむしろ実物の記録映画を見たほうが良かった」と語りました。ひとつの太いストーリーではなく、いくつかの話の集合体―オムニバス的なのですね。
しかし主演のオリビア・ハッセーの演技は真摯そのもの。ここは見所です。
美しい話ばかりでなく、今も続いているだろう活動と援助団体、お金の非常に難しい関係性の問題を何度も登場させるところに監督の気骨を感じました。

映画を通して8年ぶりにマザーの生き方と言葉を思うとき、当時ほど素直に受け取れなくなっていることに気づきました。
それはなぜか…うまく言えないのですが、昔より細部に引っ掛ることができてしまった、ということなのかな。
信仰に裏付けられた精神を、同じ信仰を共有していないものがどのように受け止めるべきか、とかとか。
ううむ、しかし書いて思うけど、共感できるところから自分のものにしていけばいいということなのかな。
あんまり難しく考えず。
それにしても、「確信して突き進む力」、心から尊敬します。まだ私にはがっちりしたものがありませんが、行動あるのみです。思いやりだけは忘れず(危機に陥ると忘れがちなので)。