掘った芋の末路
先日ついに収穫された我が勤め先屋上畑の唐芋たち。
その日のうちに、3種類の調理をされました。
1.ふかしイモ
2.天ぷら
3.キンピラ(つる)
さて、いちばん好評だったのはどれでしょう?
コチラ、答え
色とりどりのイモ天でございま~す♪
そう、皮はみんな赤でも、中身の色はイロイロだったのでございます。
手前から品種を紹介しますと、黄色いのは「クイックスイート」オレンジが「アヤコマチ」紫色が「パープルスイートロード」といいます。
唐芋というのは、1000種類以上も品種があるそうです。
でも、固定観念のせいか、ごくごく限られた品種しか私たちの目にふれることはないのです。もったいないですね。
さて、なぜ天ぷらが好評だったのか。
それはねえ、オレンジと紫のイモに味があんまりなかったからなのです。
色つきのイモは、色素のほうに生産エネルギーをつかってしまうせいなのか、糖化するでんぷんがあんまりつまっていなかったようです。
2時間近くもじっくりふかしたのに…紫はねっとりした食感はぐーでした。
天ぷらは、園芸部収穫担当のMさんの名料理で、米粉でからっとあがり、サクサク感が大好評。
油で勝利した…と思われます。
味がなかったのは、収穫が早かったせい??
その謎を確かめるため、11月収穫予定の袋栽培イモを同じ調理法で食べ比べてみようと思います。
そうそう、唐芋はツルもうまい!
茎がみずみずしい部分だけを、わが社園芸部部長がより分けてくださり(まめな方)、キンピラにしました。
一度ゆでこぼししてアクをぬき、油で炒めて砂糖しょうゆで味をつけ、トウガラシとゴマをからめてできあがり。
こちらも田舎風な味付けがナカナカ受けました。
ああ、捨てるところのない唐芋…すばらしい。
甘みが足りないので、半分近くを貯蔵させました。
年明けには、酵素によるデンプンの糖化がすすみ、もう少し甘みが出ているはず。
楽しみだワー
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