鹿児島市おすすめの居酒屋 →特攻チキン野郎 加世堂
2010年の暮れ、中高時代の同級生が鹿児島市内のど真ん中に居酒屋をオープンしました。
その名も
「特攻チキン野郎 加世堂」
(クリックするとお店のブログに飛びます)
……攻撃的な店名であります(笑)。
それにしてもよくやったなあ!!すごいぜ!!
年末に帰省したとき、同級生のオーケストラ仲間と一緒に、お店を訪ねました。
攻撃的な店名とは裏腹に、店内は和風で落ち着いた雰囲気。
中央の壁に、魂のこもった桜島の絵がでーん!と鎮座しています。
この絵は、同級生が天文館で出会った画家の人に頼んで描いてもらったそう。
ゆったり8人は座れる掘りごたつ席3組と、カウンター数席。
30人くらいの宴会なら余裕でできそうですね。
右側が、”総司令官”こと加世堂洋平くん(同級生)。
左側が、はるか東京からやってきた菊りん(彼も同級生らしい)。
いやーよかにせコンビですね。
菊りんは、総司令官の東京時代の居酒屋勤めの仲間で、開店祝いにやってきたときに鹿児島が気に入ってしまい、そのまま武者修行に住みこんでしまったといツワモノ。
男前なだけでなく、さわやかで気配り満点のサービスもしてくれました。
(右から、なまこ酢、サーモン、かんぱち)
総司令官による男気ある盛り付けであります。
その日に鹿児島市内の市場で仕入れたものしか出さないというこだわり。
どれも絶品!
なまこ酢ももちろん総司令官による調理。酢がまろやかで上品な味付けでした。
こちらは「海の幸サラダ
エビ タコ イカ 具だくさんチリマヨドレッシング」
懐かしのイカ姿フライが自己主張しております。
センスが若い(笑)!!
これは、この当日にできたばかりのほやほやメニューだったそうです。
ユニークな見た目だけど、イカ姿フライがクルトン的なサクサク感を出していて、とってもおいしかったですよ。
右側のピンクの刺身が胸肉、左側がもも肉。
…うまい。肉自体にうまみがある。でも全然脂臭くない。
ああこれが上手に育てた地鶏なんだなって思いました。感動しました。
(お肉の仕入れ先も同級生の会社だそうです。縁っていいね)
加世堂氏によると、地鶏はつぶしたその日がいちばんおいしいそうです。
わざわざ、前日に仕入れたお肉を出してくれて、食べ比べさせてくれました。
胸肉は2日目になるとわずかに水っぽくなっているかな、という感じ。
シビアに食べないとわからないほどの差だけど、必ずその日の朝につぶした地鶏の肉しか出さないと決めているそうです。
お魚の刺身も同様。
こだわって自信を持って仕入れた食材。すごくいいものだから、無駄にはしたくない。
でもだからといって、残ったものを次の日に出すと、どんどん自分のこだわりが崩れていく。
そーいうことはしたくない。
すごく残念だけど、残った食材は処分する。
お客さんには一番おいしいものを食べてもらって、おいしい思いをして、またこの店に来てもらいたい。
そんなことを加世堂氏は語っていました。
このお店を気に入ってくれたリピーターでお客さんを増やす作戦で、ホットペッパー等の広告は一切出さないそうです。
加世堂氏、見た目はヤンチャなよかにせですが、中身はかなり本気。
この潔さ、なかなかできるものではないと思います。
加世堂氏の故郷は阿久根市の西にある長島。
漁業、農業がさかんな、とても豊かな島です。大好きで何度も行ったことがあります。
彼の実家も農業をしているそうで、ご両親の育てたお米も鶏飯にして提供してくれます。
おいしかったですよ~
長島の名物「大名貝」など、長島の海産物も仕入れているそう。
本当に地元の食材を愛しているのだね。
鹿児島市で”おいしい”料理と酒を楽しみたい方。
このお店、掛け値なしにおすすめです。
ぜひぜひ一度行ってみてください!
「特攻チキン野郎 加世堂」
場所:鹿児島県鹿児島市西千石町17-27 ワイエム殖産ビルB1
(高見馬場電停前のローソンの地下)
電話:050-1185-1628
みじん切りのレンコンと、やまいも入りでシャキシャキの歯ごたえ。
真ん中の卵は珍しい地鶏の卵。
このほか、自家製おでんもおすすめ。
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コメント
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今日キンスペで
見ましたあ★
遊びにいきたいです♪
よく一人でも
飲み歩くのですが
一人でも
行けますか~?
投稿: あいり | 2011/10/08 03:52