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2010/06/10

やっぱり牛が好きなんだな

今日は取材デー。
宮崎で口蹄疫が発生してから初めて酪農家を訪問しました。
数件アポをとったうちの一軒から「防護服を着てくれるなら来てもいい」といわれ、やはりかなり警戒体制なのだな、と実感。
できうる限りの防疫対策をとることにしました。

私がとった対策
①ひざ丈の靴カバーを農場ごとに取り換え装着
②フードつきビニールカッパを農場ごとに取り換え装着
④農場に入る前に酢の200倍液でうがい→マスク(農場ごとにかえる)
⑤農場に入る前に全身に酢100倍液をスプレー
⑥車をとめる場所を必ず農場の人に聞いておく
⑦カメラ、メモ帳の表紙、鉛筆は農場出入りごとにアルコールティッシュでふき取り

酪農家からは「そこまでしなくていい」と笑われましたけど、やっぱ気をつかいます。
それにしても、酢のうがい、けっこうのどイタイです。
自分としては、まだまだ。
本当にウイルスの危険があるなら、こんなものではすまされないと思います。

自分の武者修行も兼ねて、選りすぐりの優秀な経営の酪農家を数軒訪ねたのですが、久々に取材を忘れて酪農家の魅力に没頭しました。
(編集長にはいえない、いえ、記事の取材はちゃんとした…はず)

息子に今年経営を譲ったオジサマ酪農家「でも牛から離れられないんだよな~」とうれしそうにつぶやきます。
農場の休憩所にはところ狭しと牛グッズコレクションが。
「牛のことばっかり考えて生きてきたからね。牛がちょっとでも描いてあればなんでも買っちゃうの」

牛の観察力もすごい。
「毎日、搾乳の時間になると、牛をミルキングパーラー(搾乳する場所)に追い込みながら、一頭一頭に触ってやるんだ。性格全然ちがうんだよ。触るとすぐに立ち上がるやつ、ぼーっとして3呼吸してから動き出すヤツ。呼んでもないのにすり寄って来るやつ。100頭以上いるけど、全部性格わかってる。
その日さわったとき、いつもと違う反応をしたら、それは牛が何かを訴えようとしているサイン。
ほんのちょっとした違いの時点で気付いて、ケアしてあげられるかが勝負なんだ」

そのオジサマの農場は、200頭近く牛がいるのに、ニオイはまったくなく、そよ風の音が聞こえるくらい静かでした。
牛はみんな穏やかで、私のような異邦人が侵入しても、「だあれ?お客さん?」てな感じでそっと寄って来るくらいの反応。
牛が寝るベッドもきれい。エサ場もきれい。
「『カウ・コンフォート』なんて最近言われてるけどね、うちは20年も前から、牛が快適に過ごせる環境を絶対つくってやるんだ、てつもりでやってきてた。
牛が気持ちよさそうだと、こっちもうれしいんだ。
夕方、パンパンにふくらんだ乳房を下げて、よたよたとミルキングパーラーに牛が入って来る。それを絞ってやると、牛が満足げに出ていくんだ。それを見ると『あ~オレがやりたかったのはこういう酪農なんだ!』って、うれしくなっちゃう。やっぱり牛が好きなんだなあ」

牛が快適に過ごした結果として、たくさんの牛乳がもたらされる。
そのことに無上の喜びを感じる酪農家。

そんな酪農家の話を聴くことが、私のよろこびだなあ。

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コメント

このオジサマに大いに感動しました。
うまく表現できないので、このことだけ書き残しておきます。

口蹄疫、どんどん大変になってきてるよね。
伊佐は、えびのが解除になったから、
少し消毒ポイントも減ってるけど、
曽於市は道路封鎖が増えるみたいだし。

私たちの生活を支えてくださってる畜産業の方々が、
少しでも安心して生活できるようになってほしいなぁ。。。

全ての牛や豚たちが、この農場のようになったら、
とっても素敵だろうね~

あきよしさま
久しぶりですね~!
コメントありがとうございます。
オジサマに感動していただいてありがとうございます。なんだかうれしいです。

のぞん
コメントありがとう!
えびの、移動制限解除になってよかったよね!!
ホント、暗いくらい口蹄疫の出来事の中で、一筋の光明でした。
曽於のほうは、本当、瀬戸際の戦いだよね。
でも、都城の抗体検査が陰性でよかった!
鹿児島の防疫体制はかなり徹底的で頼もしいよ~

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