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ついったー

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2010年6月

2010/06/29

我孫子フィル定演終了(口蹄疫ビラも)

26・27日と、私が所属する我孫子フィルの定期演奏会がありました。
おかげさまで今回も大盛況。
2日間で700人以上の方に来ていただいたそうです。
本当に、お客さまに支えられているオーケストラです。

さてさて、書きたいことはいろいろあるのですが、まずは口蹄疫関連の報告。
今回プログラムのなかに、手作りビラを挟み込みさせていただき、義援金を募りました。
結果、7350円の義援金をいただきました。大感謝!
さっそく28日の朝に、「社会福祉法人 宮崎県募金会」へ振込みしてきました。

挟み込んだビラを見て「知らないことが書いてあった」という感想をくれる人もいましたので、少し長いですけどここにもう一度文面を転載します。
よかったら読んでみてくださいませ。

口蹄疫について、
知ってほしいこと


本日は我孫子フィルの定期演奏会にお越しいただきありがとうございます。我孫子フィルでホルンを演奏している松久章子と申します。音楽とは直接関係ないことではありますが、現在宮崎県で発生している口蹄疫について、ぜひ知ってもらいたくて、チラシを挟み込ませていただきました(少し畜産に関係する仕事をしています)。演奏の合間に、読んでいただけるとうれしいです。

なぜ感染したら殺さないといけないか 
口蹄疫は、豚や牛、ヤギなど、蹄(ひづめ)が偶数ある動物だけに伝染するウイルス性の病気です。人間に感染することはほとんどなく、もし感染しても発病はしません。
 ものすごく感染力が強いのが特徴で、宮崎県では懸命の消毒作業にもかかわらず、たいへん多くの畜産農家が被害を受けました(6月25日現在、291軒、殺処分対象家畜199,293頭)。現在も感染家畜の殺処分作業が大雨のなか進行しています。たいへんな作業です。
 じつは口蹄疫は、大人の家畜が感染しても、死にいたる病ではありません。数週間苦しんだあと、抗体ができて治ることも多いのです。しかし、日本では感染が確認されると、その家畜はもちろん、同じ農場の家畜全員を殺処分しなければなりません。
その理由はおもに4つあります。①予防・治療方法がない。ワクチンはありますが効果が弱く、多少発生を抑制する程度。②感染力が強い。子牛・子豚の死亡率は高く、食欲低下など生産性を下げてしまうので、発生すると農家にとって大きな収入減になります。放っておくと、日本中で口蹄疫が発生して、農家は大打撃を受けてしまいます。③日本産の畜産物が輸出できなくなる。口蹄疫が発生した国(汚染国)の畜産物は、口蹄疫の発生してない「清浄国」に対して輸出できないという国際ルールがあります。黒毛和牛肉はこれまで世界中に輸出されていま
したが、口蹄疫の発生後輸出がストップしました。現在もどんどん在庫が膨れ上がっています。④アジアの汚染国の畜産物の輸入を拒否できなくなる。日本が口蹄疫を抑えられず「汚染国」とみなされると、同じく汚染国であるアジア各国の畜産物の輸入を断ることができなくなります(日本はこれまで清浄国だったので、汚染国の畜産物の輸入を拒否していた)。そうなると、日本に安い輸入畜産物がもっと流通するようになり、日本の畜産物が売れなくなり、農家は大赤字になってしまいます。
そうならないよう、「清浄国」に復帰するために、家畜ごとウイルスを全滅させる方針をとっています。
経済のために家畜に犠牲になってもらう…本当にそれでいいのか、胸が痛みます。

畜産農家はもちろん、県民みんなが苦しい
 畜産農家は家畜を、最終的に「殺して食べものにする」ために飼っています。
でも、だからこそ、短い生涯を幸せに健康に生きてほしいと、心をこめて世話をしています。家族のように付き合ってきた牛や豚を、口蹄疫のせいで「食べるわけでもなく殺さなければならない」苦しみは、言いつくせないものがあると思います。
これからの経営もたいへんです。殺された家畜に対してある程度の補償がされるものの、まったくゼロ、いえマイナスからのスタートです。畜産農家は、牛舎建設や機械などに投資をしているため、大きな借金を抱えながら経営している所が多いです。補償の多くは借金の返済や生活費にあてられることになるでしょう。
新たに家畜を導入するときには、また大きな借金をする必要が出てきます。
苦労しているのは畜産農家だけではありません。宮崎県では現在「口蹄疫非常事態宣言」が発令されており、一般の人も「不要不急の外出は控えること」とされています。そのため発生地付近のお店は開店休業状態。県全体でも経済の動きが鈍くなっているそうです。
しかも、一部の心ない流通業者が、宮崎産の野菜や果物の購入を拒否したり、宮崎ナンバーの輸送トラックの出入りを拒否したりしているそうです。私たち消費者が気付かない水面下で、宮崎産の農産物が店頭で買えなくなるという陰の風評被害が進行しているのです。

宮崎産の農産物を買って応援しよう
そこで皆さんにお願いです。お近くのスーパーの野菜コーナーに宮崎産の野菜が並んでいないときには、「宮崎産の野菜はないんですか?」と店員さんに聞いてください。できたらさらに、「宮崎を応援したいから、宮崎産の野菜を取り扱ってほしい」と添えていただけると幸いです。そんなひとことが5人、10人と重なると「ああ、宮崎産の野菜を置いても買ってもらえそうだ」とお店の人の認識がだんだん変わっていきます。ちなみに、宮崎県産の農産物としては、野菜はピーマン、キュウリ(ともに生産量日本一)、果物はマンゴー、ほかにブロイラー、和牛も有名です。もちろん、皆安全です。

※我孫子フィルの定期演奏会の間(開場~終演後)、ホールロビーにて「口蹄疫義援金」の受付をしております(小さな募金箱を設置)。よろしければ、少しでもご協力いただけますと幸いです。いただいた義援金は、「社会福祉法人 宮崎県共同募金会」へ責任をもって振込みいたします。ここに募金した義援金は、宮崎県によって、各被害農家に届けられます。
 千葉県でも酪農や養豚など、たくさんの畜産農家が頑張っています。今回の口蹄疫は、日本中どこで起こってもおかしくないことでした。人口の多い千葉で発生したら、たいへんなパニックになっていたでしょう。宮崎の皆さんの懸命な努力によって、県外への感染拡大が奇跡的に防がれています。少し遠い地域ですが、隣人のような気持ちで応援していただけると幸いです。
(ここまで)


「宮崎産の~」の内容は、フードコンサルタントの「やまけん」さんに刺激を受けて書き加えました。
彼のブログをいつも読んでいますが、物事の核心を明快に伝える筆力のある人だと尊敬します。
口蹄疫のことに関する彼の記事をぜひ読んでいただきたい。

やまけんの出張食い倒れ日記(口蹄疫関連)

2010/06/10

やっぱり牛が好きなんだな

今日は取材デー。
宮崎で口蹄疫が発生してから初めて酪農家を訪問しました。
数件アポをとったうちの一軒から「防護服を着てくれるなら来てもいい」といわれ、やはりかなり警戒体制なのだな、と実感。
できうる限りの防疫対策をとることにしました。

私がとった対策
①ひざ丈の靴カバーを農場ごとに取り換え装着
②フードつきビニールカッパを農場ごとに取り換え装着
④農場に入る前に酢の200倍液でうがい→マスク(農場ごとにかえる)
⑤農場に入る前に全身に酢100倍液をスプレー
⑥車をとめる場所を必ず農場の人に聞いておく
⑦カメラ、メモ帳の表紙、鉛筆は農場出入りごとにアルコールティッシュでふき取り

酪農家からは「そこまでしなくていい」と笑われましたけど、やっぱ気をつかいます。
それにしても、酢のうがい、けっこうのどイタイです。
自分としては、まだまだ。
本当にウイルスの危険があるなら、こんなものではすまされないと思います。

自分の武者修行も兼ねて、選りすぐりの優秀な経営の酪農家を数軒訪ねたのですが、久々に取材を忘れて酪農家の魅力に没頭しました。
(編集長にはいえない、いえ、記事の取材はちゃんとした…はず)

息子に今年経営を譲ったオジサマ酪農家「でも牛から離れられないんだよな~」とうれしそうにつぶやきます。
農場の休憩所にはところ狭しと牛グッズコレクションが。
「牛のことばっかり考えて生きてきたからね。牛がちょっとでも描いてあればなんでも買っちゃうの」

牛の観察力もすごい。
「毎日、搾乳の時間になると、牛をミルキングパーラー(搾乳する場所)に追い込みながら、一頭一頭に触ってやるんだ。性格全然ちがうんだよ。触るとすぐに立ち上がるやつ、ぼーっとして3呼吸してから動き出すヤツ。呼んでもないのにすり寄って来るやつ。100頭以上いるけど、全部性格わかってる。
その日さわったとき、いつもと違う反応をしたら、それは牛が何かを訴えようとしているサイン。
ほんのちょっとした違いの時点で気付いて、ケアしてあげられるかが勝負なんだ」

そのオジサマの農場は、200頭近く牛がいるのに、ニオイはまったくなく、そよ風の音が聞こえるくらい静かでした。
牛はみんな穏やかで、私のような異邦人が侵入しても、「だあれ?お客さん?」てな感じでそっと寄って来るくらいの反応。
牛が寝るベッドもきれい。エサ場もきれい。
「『カウ・コンフォート』なんて最近言われてるけどね、うちは20年も前から、牛が快適に過ごせる環境を絶対つくってやるんだ、てつもりでやってきてた。
牛が気持ちよさそうだと、こっちもうれしいんだ。
夕方、パンパンにふくらんだ乳房を下げて、よたよたとミルキングパーラーに牛が入って来る。それを絞ってやると、牛が満足げに出ていくんだ。それを見ると『あ~オレがやりたかったのはこういう酪農なんだ!』って、うれしくなっちゃう。やっぱり牛が好きなんだなあ」

牛が快適に過ごした結果として、たくさんの牛乳がもたらされる。
そのことに無上の喜びを感じる酪農家。

そんな酪農家の話を聴くことが、私のよろこびだなあ。

2010/06/02

首相辞任 今度はもっとましな農水大臣に!

鳩山首相の辞任のニュース、出張帰りの新幹線中で知りました。
(取材中に、このことが話題に出なくてよかった…)

4年連続?総理大臣が変わりますね。
それだけ難しい情勢なのか、というくらいかな、私の感想は。

それより、口蹄疫対策に政治的空白を作らないために、一刻も早く組閣をしてほしい。
でも、赤松さんが辞めることになってセイセイしています。
この人は本当に宮崎の農家、いや農家全員を傷つけた。
口蹄疫発生で混乱する宮崎をほっぽって、GWに重要でない外遊をしたうえ、帰国早々民主党候補者の応援に行く始末。
ようやく宮崎に来たと思ったら「口蹄疫対策は問題ない」の一点張り。
ついこの間もエラソーに記者会見で「早く殺処分のペースをもっと上げろ、何が問題なんだと現場に指示している」というようなことを言っていたみたいだし。
渦中の河南町にはまったく足を踏み入れないし……形ばかりの空虚な大臣さん。
やめてよかったよ。

今度はもっと、誠実で行動力のある、聞く耳をもつ人を農水大臣にしてほしいです。
知識は後からついてくる。
とにかく現場を大切にする人になってほしい。

2010/06/01

映画「牛の鈴音」 牛飼いの気持ち

ずっと気になっていた映画、「牛の鈴音」を見てきました。
40歳になるおばあさん牛を使って、老夫婦が昔ながらの農業を営む様子をたんたんと綴った、韓国のドキュメンタリー映画です。
見てよかった……かな。うん、見ておいてよかったと思います。今このときに。

(以下ネタバレ、映画を見たい人は見ないでね。だって映画見る人少ないと思うから、話したいんです)
実在の牛と夫婦の日常を撮っているのですが、この映画に出て来るおばあさん牛は、まーホントにヨボヨボで。
まっすぐに進むこともできず、人間が歩くより遅く、やっとこさやっとこさ畑を耕すんです。
隣りの畑ではトラクターが颯爽と駆け抜けていく。
それを見ておばあさん(人間)が「あ~あ、機械がある家はいいよねえ。あたしゃ本当にみじめだよ。こんな手のかかる老いぼれ牛しかなくて。ぶつぶつ……」
とひたすら愚痴をこぼします。
おじいさんは聞こえないふりをして、黙々と牛のために草を刈ります。
不自由な足を引きずって、自分もフラフラになりながら。
この映画、見てるほうも忍耐がいります。

老夫婦の子供たちは言います。
「この牛は本当に働き者だ。
俺たちが小さいころにやってきて、よく稼いでくれた。
あの牛のおかげで大学に行けたし、結婚もできた。
でも今はあんなに老いぼれて……。もう限界だろう。
お父さん、もう売ってしまったら?今後のお金のことは、俺たちが面倒みるから。」

おじいさん、家族中の勧めで牛を家畜市場に連れていきます。
もちろん、安い値段しかつきません。骨と皮ばかりのおばあさん牛だから、当然です。
哀れまれて善意の価格を提示されても「俺は500万ウォンじゃないと絶対に売らん!」の一点張り。
とうとう買い手がつかず、おじいさんは牛を連れて帰ってきてしまいました。
おばあさんはあきれ顔(でも、心なしかほっとしてたような)。

その後もおばあさん牛は、たくさんの薪を運んでくれました。
農作業も終わって初雪が降るなか、おばあさん牛は静かに息を引き取りました。

おばあさん牛は、40年近く通った畑のなかに、ローダーで運ばれ、ショベルで優しく土をかけられ、埋められました(近所の人がやってくれた)。
それをさびしそうに見つめるおじいさんの横顔で、映画は終わります。

こんなにも長く一頭の家畜と一緒に暮らすことは今ではないけれど(といってもこの映画の撮影はつい3年前の話)、牛は本当に家族だったんだなと、思いました。

今でも子とりの繁殖牛は10年以上飼いますよね。
その牛の娘、そのまた娘と、何代にもわたって付き合っていく。
その血の絆を一瞬で断ち切られた口蹄疫被害農家は、どれだけ辛かったことでしょう。
それでも、児湯の畜産農家の7割の方は、畜産再開を希望しているとか。
心から応援してます!

Img_wallpaper02
牛の鈴音 公式サイト


*牛の鈴音は、今週いっぱいなら東京の「下高井戸シネマ」で見られます。ナイトのみ。

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