私のGWその2 バラの旅
つかの間の休み、5月2日には玉川高島屋で開催中のルドゥーテ展を見に行った。勤め先の趣味の園芸クラブの先輩(私以上のバラファン)と。
ルドゥーテは、フランスの宮廷画家。
200年近く前の人で、繊細ですごーく美しいバラのボタニカルアート(銅版画)を数多く残した偉人だ。
マリーアントワネットに仕えたあと、ナポレオンの妃ジョセフィーヌに長く仕えた。
ジョセフィーヌさんは無類のバラ好きで、世界中のバラを集めては栽培していた(させていた)そうだ。
わが先輩によると、ナポレオンに浮気された悲しさをバラに注いでいたんだそうだ。
そして、そんなジョセフィーヌさんに叶わぬ恋をして、報われない思いをバラの絵へと昇華させたのがルドゥーテだと先輩は熱弁されていた。
よし、そういうことにしよう。
ルドゥーテの絵は本当に言葉にならない品があるからなあ。
尋常じゃない想いが詰まっていたと思うと納得。
見る目に感情がこもってますます神々しく見えまする。
永遠に眺めていたい至高のひとときでありました。
その後散歩した玉川高島屋の屋上ガーデンも見事だった。
センスのいい植栽に、見事なお手入れ。
ちょうどバラが咲きかけていて、ゆっくり楽しむことができた。
品種名不明。
ふつう、開ききったバラはちょっと見られたもんじゃないんだけど、このバラは中心部がとてもきれい。
牡丹のようですな。
スーヴニール ドゥ ドクトール ジャメイン…だったと思う。
甘い芳香を放つつる性のバラ。オールドローズだったよね。
名前はクリスマスだけど、春がメインの開花期。
思いっきりうつむいて咲くので、撮影者はスカートの中を覗き込むようにカメラを構えないといけない。
この撮影ポーズを長時間新宿御苑でとり、白い眼で見られた恥ずかしい記憶がある。
しょうこりもなくこの日も「のぞきこみ」ポーズでシャッターを切ったのであった。
日陰で麗しく咲いていた花。
本当にここの庭は植栽のセンスがいい。
オールドローズや斑入りの低木を駆使して流行も取り入れているし、つるバラも見事にパーゴラやアーチを覆っている。
手入れが丁寧で適切でないとこうはならないよね。
まだつぼみもいっぱいあったから、今月いっぱいはバラの見ごろが続くだろう。
一見の価値あり!バラが好きな方はぜひ行ってみて。
よっしゃー
またふんばる元気が出てきたぞ~
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コメント
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おぉ、バラだぁ。
きれいですね。
うちにもミニバラがいるんですが、(3月末にもらった)
なんか、どんどん枯れていくんです(泣く)
小さい器から大きいのに移すときに根はきるんでしたっけ?
投稿: Rouis | 2009/05/10 08:45
Rouisちゃん
おひさしぶり!
かれるのは、乾燥のせいかな?
病気や虫のせいかな?
バラは強いから、原因を除去してあげればちゃんと復活するよ~
ちなみに、植えかえは根を切らないのが原則(生育期の場合)。
生育期(春~晩秋)に根を切っちゃうと、水を吸い上げる力が弱まって枯れちゃう原因になるんだ。
休眠期(冬)なら、根を切っても大丈夫だけど、根づまりになったりしてないなら切らないほうがいいのだ。
投稿: まっきゅー | 2009/05/10 17:40
が〜ん。昨日きっちゃった。
でも今のところ、葉っぱは青々と元気です。
花は全部落ちちゃったけど。
今年は、プランターガーデン
ナスと、キュウリに挑戦中です。
旬を過ぎたお土産は
そろそろ郵便にて送る予定です。
投稿: rouis | 2009/05/11 15:36
Rouisちゃん
切っちゃった?しばらくは水切れしやすいからまめに水やりすれば大丈夫だと思うよ。
しばらくつぼみがついても取ったほうがいいかもね。
お土産!そうだったね!
なかなかお誘いできなくてごめんね。
楽しみにしてます~
投稿: まっきゅー | 2009/05/17 21:51