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2007/10/16

田んぼ=イネづくり。だけでいいのか

今年の米余りは史上空前らしい。
と、いうことを日本農業新聞で今年の10月9日から4回にわたって連載された「狂った計画―07年度産米大激震」の記事で知った。

この連載には、余剰米が2006年度産と2007年度産を合わせると35万トン出る見込みだと書いてあった(農水省調べ)。こんなに余剰米が出るのは、予測よりも米の消費量の減少が大きかったためであるという。今後、人口減少だけを条件に計算しても、2025年の米消費量は、現在の消費量より2割減(800万トン)になり、2007年度よりも11万ヘクタールの転作強化が必要になるらしい。

ぐぐっ。そういえば、一日一食も米を食べない日が、あります。正直言って。
米が嫌いなわけではない。でも他にもおいしいものがたくさんあるから…
そうやってぼや~っと幸せな食事をしているうちに、こういう事態だ。
どれほど受動的な食生活をしているか…反省しきり。

人口減少も米離れも、成り行きにまかせるだけには絶対にしたくない。けれども、それはそれとして、田地を水田として使うことだけがもっともあるべき姿であるという考え方は、思い返してみてもよいのかもしれない。
守田志郎という人の『農法』という本のの77ページに、「水田には稲を作るものだという昔からの権力による強制が、次第にみんなの常識になってしまった」と書いてあることが気になっている。
農家の”田を守りたい、自分の代でつぶしては先祖に申し訳ない”、という思いは、かなり強い。
耕さないことへのうしろめたさも。経済的感覚とはまったく別次元の価値観だ。
でもこれが、為政者によって刷り込まれたのが原点だとしたら…

もちろん、守田氏の言うことが100%だとは私も思わんが。
残念ながら、どう転んだって、水田の面積はもうこれ以上は必要ないのは確かだ。
これだけ耕作放棄地が増加しているにもかかわらず。
日本農業新聞には米をバイオエタノールにしたり、飼料にすることも検討されていると書いてあったが、何もそこまでして米をつくる必要ないじゃん、と私は思う。コストかかりすぎるよ。
飼料作物を蒔いて家畜を放牧したり(ヤギランドとか)、市民農園を組み込んだり、、、。非農家をまきこんで、おもしろく、永続的に人間の手を入れていけないものか。
それでも永久的に田でなくするのではなく、輪作で定期的に田んぼに戻す体系は維持したい。
田でないところを田にするのは、たいへんな努力が必要だったはずだから。
水田は水を貯めるし、多様な生き物を育てるし、土のバランスの狂い(連作障害)もリセットしてくれるし。
日本の土地・自然を生かす偉大な土地利用体系はやはり田んぼだ。

なんて、夢物語を話すヒマがあったら、ちっとは米を食えだな。
ごはん、食べようぜ!

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農・ガーデニングのこと」カテゴリの記事

コメント

小難しいことはわからんが、
米は好きだ(笑)

今は、白米じゃなくて、
玄米ばっかり。
玄米に雑穀入れて、
いつも炊いてるよ~。
玄米炊くために、炊飯器買い換えたし。

ちなみに、うちの実家、
田んぼはあるけど、作ってないなぁ。。。
買った方が安いし、面倒だからだってさ~。

米か~~

うちの大学の恩師B教授がいってたなぁ~

「米米米って言いすぎ!適地適作という言葉を知ってますか?米は東北で育てるもんではない!東北には、それ以外にも適作のムギやそばがあるではないか!無理に作ろうとして、『対策・技術アップ』および『労災に頼る』というのは、農家の農業に対する意識低下になるのではと。」

「講義中に、主食なぁに?という質問をしたら、パンとかピザって答える世の中だから・・・」


 囁いてみました~

蒼さま
玄米私も食べたあい!
玄米がおいしく食べられる炊飯器をそろそろ買おうかな。
そう。つくるより買うほうが安くて手まいらずなんだよね。
でも蒼んちが田んぼを持っているとはおどろきだ。兼業の気配も感じなかった(笑)
健康づくりの運動をかねて、お父様に米作りをすすめてみては?
もうかりはしないがきっと楽しいぞ~
私は米作りやってみたいい!!

sasanumamakotoどの
そうだね。君の先生はそういう適地適作論を唱えている人だよね。
私もごもっともだ、とご著書を読んで思いました。ヤマセ地帯は本当にそうだと思う。北海道でもイネを育つようにした技術と品種改良はすごいとも思うけど。
パンやピザが好きな人はたーっくさんいるだろうけど、お米がなくなって悲しくない人はいないんじゃないかとも思う。
あたりまえすぎて、価値や危機が見えなくなっているんだね。。
なんか、滅びる寸前国家みたいな感じだなあ。

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