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ついったー

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2007年9月

2007/09/27

さようなら ありがとう

悲しくて、さびしい別れが、たてつづけに二人、重なった。

ひとりは、このブログでも数回前に紹介した、実家の飼いネコ「モータ」。
7月下旬から我が家にやってきたばっかりのやんちゃ坊主だったのに、先週末、交通事故で亡くなった。
あまりに短い人生で、泣けてくる。

でもその短い共同生活の中で、モータは家族に欠かせない癒しの存在となっていた。
気ままに遊んだり寝たりしてるのに、さびしがりやで、いつも誰かのそばにまとわりついていた。
「モータ」と呼ぶと「にゃー」と返事し、「行くよー」というとトコトコついてきた。
なんだか意思疎通ができているようで、ほんとに家族のようだった。

あの父がモータのトイレの後始末係をやるようになった。
兄はちょっとでもモータがいなくなるとソワソワして探してた。
「家族がひとり増えたみたいよ。本当にかわいいが」
母は電話口でいつもモータの話。
姉はモータのものすごい寝相を日替わりで携帯写真で送ってくれてた。
夜中、母が泣きながら私に彼の死を伝えてくれて、私はモータの死はもちろんだが、家族の悲しい気持ちが察せられて、いたたまれなくなった。
でも、本当に家に来てくれてありがたかった、と思う。
家族を明るく優しい雰囲気にしてくれた。天国のモータに心から感謝を言いたい。
願わくば、違うネコとなって、また家に来てほしいものだ。

もう一人、営業時代にたいへんお世話になった会社の先輩が、おとといの早朝、ガンで亡くなった。
春ごろから具合が悪いと聞いていたのだが、「あの豪胆な先輩だから、なんとかなるんじゃないか」という楽観的な気分と、住む場所の遠さ、忙しさから、一度もお見舞いにいかなかった。
とても後悔している。
酒が入ると嘆き節が入るカラミ癖のある人だったのだが、新人、若手をいつも気にかけてくれていた。
お通夜の会場、若手の職員が先輩の周りに集まって思い出話をした。
みんな楽しくカラまれ、何かと世話になり、親しみを持っていた。
車の運転を習った人、毎晩のように飲みに連れて行かれた人、自分の編集した本を一生懸命営業してもらった人…
感謝の言葉はいいつくせない。さびしい気持ちも簡単には消えない。
これからも、先輩に語り掛けながら、本作りをしていこうとおもう。

誰もが明日の命がある保証はないのだ、今日あるものが明日あるとは限らない。
失うものがあるたびにそう思うのだけど、どうしてすぐに忘れてしまうかのう。
改めて、今あるものに、感謝の心をもって生きる、をちゃんと実践しようと思う。
ちゃんと実践はハードル高いかな。せめて一日一回は思い出すようにしないとね。

モータ。
Mota

写真写りはよくないけど、かわいいヤツだったのよう。

2007/09/24

ヤギって飼えるのかいな2

ラブラブヤギシリーズ第3弾。
今回はヤギさんの習性とそのケア方法について。

こちらはアメリカ出身のマダム邸にあるヤギ小屋と運動場。
Photo_11
こんなふうに、小屋から自由に出入りできる運動場をつくっておくと、ヤギさんは自由に運動できるのでストレスがたまらないそうだ。
中央に見える丸いお立ち台も重要。ヤギは高いところを登ったり降りたりするのが好きなんだって。
柵は、ヤギの身長と同じくらいの高さがあればいいそう。
マダムは近所からもらった廃材で小屋や柵をつくったらしい。安上がり!

 

こちらはマダムのヤギ小屋の中。
乾草がふんだんに敷いてある。気持ちよさそう。
Photo_12
ヤギ4匹ぶんでこれくらいのスペース。
 
 
 

ヤギ小屋の入り口近くには、こんなエサ台をつくっていらっしゃった。
Photo_13
上からえさのワラを入れると、下のこの格子から、ヤギがワラを食べられるというわけ。
こういう風にしておけば、何日分かエサをまとめて入れておき、ちょっと旅行にも出かけられるそうだ。
ある分だけエサはその日のうちに食い尽くすと師匠は言っていたが、どうなんだろうか。
 
 

こちら、無残に下の葉を食い尽くされたナシの木。
Photo_14
ヤギは樹木の葉が大好き。
こんなおいしそうな木をほったらかしにしておくと、残らずきれいに葉を食べてしまいますのよ。
放し飼いにするとき、食べられたくない庭木があったら、かんたんでもいいので柵で囲っておいたほうがいいよ、と師匠。
それにしても、見事にヤギが食えるとこだけ葉がなくなっとるなー
 
 
 
ヤギ、大脱走!
Photo_15
なんと、庭の雑草をおとなしく食べていたヤギたちが、何を間違えたか隣の家の家庭菜園へダーッシュ!。
もう欲望のおもむくままに、ナスの葉食べる、サツマイモのツル食べる。
マダムも大慌てでつかまえにいきます。
いちばん落ち着いていたのは師匠で、ボスヤギの角をむんずとつかんで柵の中へつれていってしまった。
ボスヤギ(年長のおばあちゃん)が柵に入れられると、他のヤギたちもしぶしぶ柵の中へ。
こんなことは初めてだったそうだ。
しかし、野菜の味をおぼえてしまったヤギ達…これから注意が必要かもね。

じー
Photo_16
(野菜、食べたいなー)
(なでてほしーなー)
さあ、彼女の心中、どちらでしょうか。
私は前者とみたが…
それにしても、ほんとう、人間くさくほほえむヤツラ。
ヤギってやっぱりかわいい!

ね、飼いたくなってきたでしょう?そこの田舎暮らしのあなた!
興味もった人は、ぜひ一度ヤギ実物に会ってみてください。
本物はもっと魅力的ですから。

2007/09/23

ヤギって飼えるのかいな1

さてさて、前回はヤギってこんなにラブリーなのよ、ってお話をしたのだが、今回は、そんなヤギって、本当に誰でも飼えるのかしらん、ということについて。
ヤギ師匠に教えてもらったことの一部をご紹介しよう。

これが、ヤギ師匠の家のヤギ小屋。もちろん、オール手づくり。
Photo_6
屋根は波トタン、柱などの骨組みは薄い木の板を使っているみたい。
けっこう大きい小屋に見えるけど、それはヤギ師匠が常時7~10匹のヤギを飼っているから。
広さは、ヤギ1匹につき一畳あれば十分なんだそうだ。

とりあえず、雨露を防げれば小屋としては合格。四方を壁にする必要もない。
でもできれば、小屋の側面は、網戸を張って、蚊が入らないようにしてあげたい。
ヤギは、蚊が媒介する「腰麻痺」という病気にかかりやすいのだ。(とくに日本ザーネン種)
Photo_7
網戸の向こうから見つめるヤギたち。
ほんとう、カメラ目線なんだから。


こちらは、師匠のヤギ小屋の内部。
こちらをのぞいているヤギの下にあるのは、エサ台。
Photo_8
ヤギはとってもきれい好きで、一度床に落ちたエサはよう食べんらしい。
そのくせ、食い方が大雑把で、床に落としまくりなんだが…。
こんな風に、地面につかないようにエサを置いておく台をつくっておくとよいそうだ。
バケツを天井からぶら下げてもいいんだって。

こちらは、ヤギの水飲み場。
アルミの洗面器?の上に、黒い管がつながっているのがわかるだろうか。
Photo_9
これは確か水道とつながっていて、水が一定量以下になると、自動的に補給される仕組みになっている。
「ヤギは水をあんまり飲まないと言われてるけど、実はけっこう飲んでるんじゃないかと思うんだ」とヤギ師匠。
この仕組みをつくっておけば、一泊旅行程度だったら気軽に行けるそうだ。
難しそうに見えるけど、意外に簡単で、ホームセンターで買える道具で手作りできるらしい。


「うん、おいしい!」
Photo_10
おいしそうにえさを食べるマダムヤギ(実は昨日の子ヤギのグランマ)。
師匠は、ヤギの頭数も多いのでエサは「バミューダヘイ」という市販の牧草を与えている。
一頭あたり、月に1000円くらいのエサ代なのだとか。

でも、市販品にこだわらなくて大丈夫。
庭の雑草、剪定後の庭木の枝葉、野菜クズ、野菜、果物、果物の皮、とにかく何でも食べる。
田舎暮らしのお掃除屋さんなんですぞ。
ちょっと、飼いたくなってきたでしょう?

ラブラブヤギ特集、まだまだ続く!

かわいいぞヤギ

「はあい~ 最近お元気?」
Photo

素敵でしょ、このスマイル!
ヤギさんはときおり(いや、しばしば)こんな人間くさい笑みを浮かべるの。
この子は男の子。


「なになに~ きらきらしとるでー」
Photo_2
生まれてまだ一週間の子ヤギちゃん。
好奇心いっぱい。カメラに向かってくる。
写真ぶれてしまってますがな。
生まれて数日以内に、哺乳瓶で人間の手からミルクを飲ませるようにすると、こんな風に人懐っこい性格になるんだそうだ。
そりゃあもう、たっぷりじゃれてくれました。

「あれ。ミルクでない」
Photo_3
くわえられるものを見つけると、なんでも口に入れる、おしゃぶり癖の子ヤギちゃん。
まだ小さいのに下歯はしっかりと生えているので、油断するとイテテ…という思いをしてしまう。
ちなみに、ヤギは大人になっても下の歯しかない。ふしぎ。


親子ヤギ、くつろぎの図。
Photo_4
母ヤギさんは、さすがの落ち着きっぷり。優しい横顔が印象的。
それにしても、毛並みが真っ白で美しいね。
小屋の敷きワラは、1週間に1回程度交換すればよいので、人間の手間としてはラクなのに、こんなに清潔でいられるのは、フンがぽろぽろと乾いているせいなのかも。
ヤギの糞は、そのまま畑にまいてもいいし、敷きワラと一緒に積んでおくと、良質の堆肥になるらしい。

今回お会いしたヤギ師匠のご近所に住む、アメリカ出身のマダムが飼っているヤギさん。
Photo_5
こちらも真っ白くて毛並みがきれい!
向こうにネコもいたりして。けっこう仲良し。
青草をおいしそうに食んでいるけれど、実は、樹木の葉っぱのような、水分すくなめの食べ物が好きらしい。
これが実はハプニングのもとになったりして…

というわけで、ラブラブヤギレポート、次回に続く!


2007/09/19

鹿児島かわいいものづくし

ちわ!
Photo

ぬおおおおおおぉぉぉぉぉぉ
かわいいいいいぃぃぃぃぃぃ
かわいいものその1:子ヤギちゃん♪

鹿児島出張を終え、本日東京に戻ってきた。
行きは帰省気分でウキウキしていたのだが、実際は毎日仕事づくし、しかも結構内容的にハードなものばかりだったので、かなりお疲れモードでの帰還だった。
(帰りの飛行機で寝違えてしまい、今でも首が痛い…)

Photo_2
かわいいものその2:モータ(わが家の末弟、なかなかのよかにせ)

それにしても、鹿児島には熱い人がいるものだ。
新しい出会いがあるたびにそれを実感する。
実はすごい企画の宝庫なのかもしれない。
それをまとめあげるのは、今の自分の実力に不相応なハードなことだと今回思い知ったわけだけど、この熱さおもしろさ、伝えずにはおられん!
きばっどー

Photo_3
かわいいものその3:天文館のベーグルカフェ「Mouffe cafe」のクマかぷちーの

それにしても、冒頭の子ヤギちゃん、かわゆいでしょう!
もうどっぷりハマってしまいました。
今週中に秘蔵写真を大放出しますんで、ぜひ見てね。

2007/09/15

鹿児島でお仕事

明日の夜から、19日の朝まで鹿児島に「出張」。
帰省の間にこつこつ企画をつくって、ようやく仕事として鹿児島に行くことができる。
2つの企画の打合せと1つの企画の調査を組み合わせて、なんとか経費を分散させた。
打合せのアポが最後まで確定してなかったので、帰りの飛行機のチケットを取るのが直前になってしまったのだけど、こうして片道ずつバラバラに航空券を買うと、かなり割高になるのだなあ。と実感。
平日の出張パックの倍近くの飛行機代になってしまった。
今度は出張パックで行くことを固く誓ったのであった。

いろいろな仕事を重ねてしまった結果、全日仕事が入るというおそまつな日程に。
あまり自由に歩く見る聞くできないけど、企画と人脈を芋づるしきに掘り上げるのじゃ!

2007/09/14

趙漢珪さんに自然農業を聞く

韓国の農家に、私がとても尊敬する方がいる。
趙漢珪(チョウ ハンギュ)さんだ。
趙漢珪さんは独自の自然農業を編み出して世界中に広めている。

今日はこの方の講演会が東京のアジア文化会館で開催されたので、意気込んで聞きにいった。
主催は「アジア・コミュニティ・センター21」という任意団体。
ここは、アジアの貧困や経済の不均衡をアジアに住む人どうしの協同で解決していくための活動をしている。
趙漢珪さんはこの団体と組んで、自然農業の普及によってアジアの農民が自立して収入を得られるよう支援しているのだ。

それにしても、会場の人数の多いこと。50人くらいしか座れなさそうな会場は、ほぼ満員。
そして、半分くらいが20代~30代の若者だったことにはもっと驚いた。
学生、アルバイト、会社員?農家でないのはなんとなく顔つきからわかる。
で、皆さん真剣。
一人だけ若い女性と話すことができた。
今は八百屋さんでアルバイトをしているが、やはり農業をやりたい。地域資源をいかした自然農業でやってみたいと言っていた。

大きな農家にしか補助金やんねーぞ、早く市場経済に対抗できる(もしくは対応できる)強い農業になれ、という政策がバンバンすすんでいるこのご時世にである。
その大らかな未来展望に、感心するよりも心配な気持ちが先に出てきてしまったのだが、なんか私のほうがへっぴり腰になってると思い恥ずかしい気持ちになった。
趙漢珪さんの提唱する自然農法は、これからの農業が絶対に取り入れていくべき重要な技術を数多く含んでいる(と私は思う)。
彼女の力になる仕事をせねば。

趙漢珪さんの自然農業で素晴らしいところは地域にあるものを生かし、お金をかけずに地域にあった農業をすすめていること。
なおかつ、有機農業だから収量少ないというのではなく、農家なら誰もが望む「多収」をきちんと目標にすえて、実現しているところだ。

その技術のポイント
・各地域に自生する”土着菌”をいかした発酵技術。高い微生物資材は必要ない。
・地域の多様な有機物資源を土着菌で発酵させて堆肥・肥料として利用する。肥料代はいらない。
・3cm以上は耕さない。ミミズやモグラに耕させる。だから高い耕うん機械は必要ない。
・元肥無肥料。栄養成長と生殖成長、作物の生育段階に合わせて適切な肥料を追肥で補う。小さいころは厳しく自立性を養い強い体をつくり、子どもをはらみそうな時期になったら(花芽をもつ直前)酸っぱい物、体をつくるもの(リン酸、カリ)を食べさせてやると爆発的に多産になる。
人間の子育てと一緒じゃあありませんか。強く自立した生育をさせるから、病害虫や気候の変動につよくなり、収量が安定する。農薬代も減る。
自立生育、生育ステージにあった栄養管理。これは重要な発想だと思う。

実はこの土着菌を利用する畜産技術が、10年ほど前から鹿児島の畜産農家の間でフィーバーしていることをご存知だろうか。
土着菌畜産の先進地なのですよ。鹿児島は。
土着菌を床にまいた豚舎は、糞がすぐに分解されるのでくさくなく清潔なのだそうだ。
おまけに糞が飼料になるし、そのまま肥料になるとか。なんと省力的な。
うーむ、その現場にぜひいってみたい!

趙漢珪さんと最後に少しだけ話したとき、次のことを強く言われた。
「自然の原理を栄養素のようにひとつひとつ分断して考えていてはだめなのですよ。それでは自然の本質を理解できない。自然の潜在力を最大にいかすことはできない。」
これは私の勤め先の農業雑誌に対する批判だ。
これについては、よくよく考えていかなくてはならないなあ。
趙漢珪さんの思想も、科学的視点で農家の技術を解明していく路線をもつ農業雑誌も(この雑誌は農家の直感も大切にしているのだが)、どちらも大切なことのように思うのである。

とにかく、行ってよかった。

2007/09/11

本番御礼

お知らせしていた東京21室内管弦楽団の演奏会が無事終了しました。
来てくださった方、ありがとうございました!
今回は珍しく東京での本番だったので、たくさんの知り合いを誘うことができて、感無量。
(日ごろは千葉県なのでなかなか東京の人は誘いにくくて)

本番の演奏はスカッとしてなかなか楽しいものだったかなと思います。
ひとりひとりの団員の技術レベルも高かったですね。
何気にプロの方が結構のってくださってたりして、よい経験でした。
ただし、なかなかに練習過程はたいへんでした。
練習期間は2ヶ月弱と短いにもかかわらず、なかなか人が揃わず、練習のたびに出席メンバーが入れ替わるので、指揮者が同じ説明を何度もしなければならないという苦労があったり。
ひとつのオケとしての一体感をつくりにくかったようにも感じました。
そもそも低音の弦楽器のメンバーがとても少なくて、0人という日がざらにあり、同じ音域を吹くものとしては心細い日々。
そして東京の西の端から東の端までキャラバンのように練習場所が変わる。
安定した練習場所を持ち、毎回それなりの出席率をあげている我孫子フィルの安定性のありがたみをヒシと感じました。
それでも、ほとんど初めての人たちとの共演は刺激が多くてものすごくおもしろかったです。
音楽という共通言語はいいものですな。

次回の本番は、我孫子フィルの12月15,16日の市民コンサート(2回公演)。
今度は、コンサート形式のオペラやります!
ドニゼッティの「愛の妙薬」の抜粋。ほかイタリアオペラの序曲や間奏曲もりだくさん!
指揮者の肝いりの解説つきですぞ。
日曜日にヴェルディのオペラ「仮面舞踏会」を東京文化会館で見て感激したので、けっこう燃えてきました。
ぜひぜひ、ご都合のつくかたはお越しくださいませ。

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