秩父の法雲寺
秩父には、秩父34札所という観音霊場(お寺)が点在している。
鎌倉時代からの長い歴史があり、今でも密かに人気のある札所巡りコースらしい。
さる日曜日の撮影会では、34札所のうち「札所30番」法雲寺を訪ねた。
観音堂への入り口。
手前の薄紫の花は、ギボウシ。
左下に見える幅の広い葉っぱを観賞用に楽しむ、日本古来の園芸植物だ。
日陰でも丈夫に美しく育ち、和の庭にも洋の庭にも似合う。
品種ごとに豊富な葉の色があり、明るい演出も暗い演出もできる、非常に重宝する優れものなのだ。
おまけにこのかわいくて清楚な花。
ギボウシのような人間になりたい…
すがすがしい青モミジ。
これはたくらみたくらみ撮った写真だけど、構図はちょっとわざとらしかったかな。
でも、素敵だなあ、と感じた葉の色合いはそのまま撮れたように思うので、ちょっと自己満足。
ずえひ、秋にもここのモミジを撮りたい!
この方、今回の撮影会で私がもっとも惚れた対象。
「飛龍之松」という題字が下がっていた。
自然の松の枝を、目ん玉とヒゲのところだけ削って作ったように見えるが、どうかしら。
観音堂の脇にひっそりとおわしたのが、何とも奥ゆかしくて威厳があって、あらゆるところからバシバシとりまくってしまった。
しかし、暗いのに三脚なしで撮ったので、ほとんどぶれてしまっていて、今回最大の無念。
観音堂のそばにいらっしゃった”おじそうさまズ”のなかのお一人。
リュウノヒゲの髪飾りが素敵でございます。
苔の帽子も素敵でございます。
何とも愛着がわくのは、なぜなんだろうか。
34札所巡りというコースも、かなり惹かれる。
やはり秩父は宝の山なのだ。
こぢんまりとして、観光客にこびず、逆に、”あら、いらっしゃい”と気取らず迎えてくれる雰囲気がうれしかった。
品行のいい観光客として、また行きたいなあ。
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