神代植物公園、行っちゃいました
ああ、またしてもまっきゅー、やってしまいました。
平日の真っ昼間っから、調布の神代植物公園に行ってしまいました~
しかもロケハン(撮影下見)含めて2日連続。
仕事ですよしごと(あせ)。…いちおう資料集めという名目の。
しっかし、平日の真っ昼間っから、すんごい人、人、人。
カメラマンカメラマンスケッチマンマダムご一行カメラマン幼児軍団親軍団カメラマンシルバーご一行カメラマンバカップルカメラマン...
ってな感じでにぎわっておりました。とにかくみんな写真取りまくり。
みんな、そんなにバラが好きだったんですか…
このところ一気に暖かくなったせいで、名物のバラたちも一気に咲き進んでしまったようです。
時期をすぎたものが多かったので、ちょいと残念でした。
バラの写真をとる目的だったのですが、バラは5~6分咲きくらいでないと、写真として撮るには美しくありません。
今日の段階ではもう多くが9~10分開ききってしまっている状態でしたから、よい花を探すのに苦労しました。
2週間前には全然咲いてないと聞いていたのに…。
自然にはやはり緻密な観察が必要です。勉強になりました。
ああ、だれか緻密さを身につけられる薬をくださいっ
シロウト根性ですが、本日撮った写真たちをちらっとご紹介。
題して?バラのワールドカップ。
ゴールデンメダリオン。ドイツの品種です。ワールドカップ開催国万歳。
ドイツは、新品種の選考基準が世界一厳しいそうです。
花の色形香りはもちろん、耐病性、耐気候性、花持ち、四季咲き性、あらゆる条件をクリアした「美しく育てやすい花」しか、ドイツ作出の品種と認められないとか。
だから、ドイツのバラ品種は、世界的に信頼が厚いのだそうです。
このゴールデンメダリオンも、花持ちがよく、黄色いバラでよくありがちな色褪せもほとんどない、ドイツらしい優秀品種なのだそうですよ。
こういうところにも、お国柄が出るのですね。
こちらは、チャイコフスキー(チャイさま万歳)。2000年にフランスで作出された新しい品種です。
本当は、中心がやわらかいベージュ色をした花なのですが、春はかなり真っ白に近い花になるみたいです。
たくさんのお花がついていて、色褪せ病気もほとんどなく、すがすがしい咲きっぷりでした。
スヴニール・ド・アンネ・フランク。ベルギーの品種です。
花の開き加減によって色が変わります。優しい香りもあり、とても好きになりました。
つるバラ、デンティーベス。アメリカ生まれ。まるでハマナスのような平たい大きな花びら。
風でひらひらめくれるので、カメラマンが撮るのに苦労していましたが、見ているほうはそのひらひら具合に見とれてしまいます。ほんとうに可憐でいさぎよい、見ている人を明るい気持ちにさせてくれる花です。
ファビュラス。こちらもアメリカ作出の新品種。ものすごい花つきのよさです。群をなして咲いており、さらにこれから咲くつぼみも膨大についていました。
見てのとおりの純白で、花びらも変色しにくく丈夫な品種のようです。
そうそう、アメリカもバラの新品種登録審査は非常に厳しいそうです。
うらら。日本の品種です(京成バラ園芸作)。濃いピンクの花が、目にも鮮やか。小さい花が房のようにたっくさんついてにぎやかです。日本の品種にしては、派手な部類になるかもしれません。
もうすこし日本らしい品種を紹介したかったのですが、これ以外は残念ながらピントがボケてる写真ばかりで、お見せできませんでした。すみませぬ。
日本からも、素敵な品種たくさんでておりますよ。興味ある方は調べてみてくださいませ。
さてさて、あなたはどの国のバラがお好き?
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コメント
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おお、すごいねー。まさに百花繚乱☆
素人には、一見薔薇と分からないような品種もあるんだね。
ベルギー品種の色が好きですわ〜。
投稿: あべち | 2006/06/01 23:17
あべち どの
そうだね。
この記事で紹介したばらは、あんまりばららしくないものが多いかも。
アンネフランクですね!
なかなかあなたも通ですな。
ちなみに私は、ハマナスのようなデンティーベスがお気に入りなのだ!
投稿: まっきゅー | 2006/06/02 06:54