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2006/04/27

コスモスと蛍の里なんて

私が大学時代お世話になった、鳥越先生が、以前よくこんなことをいっていました。
(うやむやな記憶なので本人が読んでいないことを祈りつつ…)
「最近の田舎に行くとよくあるんじゃない。わが町をコスモスの里にしよう、道路わきにアジサイを植えよう、蛍の里を作ろう、菜の花畑で町おこしをしようとか。ああいうのを見ると、もーがっかりするんよね。あなたもコスモスですかって言いたくなる。個性がないというか、深みがない。私たちはそういう景観を、ほんとうは魅力的だと思ってないんじゃないかしら」

これからの日本では”地域”という単位が盛り上がっていくだろう、というのは、もう否定する人はいないと思います。
が、やっぱり地域が盛り上がることを、菜の花畑や蛍の里づくりをすることと思い込んで、つきすすんでしまうところもあるんだろうな、という気もするんですよね。
菜の花も蛍も、否定するつもりはないですよ、もちろん。
でもなんか、安直じゃないですか。
もっとおもしろく、できるでしょう。

私の勤めている出版社も、”地域”が自立的に盛り上がっていくことを応援している団体のひとつです。
が、菜の花街づくりを推進するような応援をしちゃいけないな、と、ひそかに(ひそかにでもないか)私はおもってます。
地方の盛り上がりを期待している、全国系出版社って、なんかおかしい気もします。じゃあ、地方出版社に任せろよってことになるかもしれないんですが、まあそう考えるのも安直です。
個別性を推進する普遍性?難しいこと考えると自滅するな。
でも、ここで悩んでないと、明確な意思がないと、ヤバイかも。

それにしても、地方出版が今元気ですね。
地方雑誌の収集なんてやってみたいな。
個人的には岩手県の「家と人。」という建築雑誌が大好き。
皆さん旅行や出張で地方に行ったら、ぜひ書店で地域雑誌、地域出版をチェックしてみてくださいね。
おもしろそうなのがあったらまっきゅーに教えてくださいませ~

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コメント

筑波書房!
 結構マニアックですよ。
 検索してみてちょ☆

ネムノキどの
筑波書房か、濃いなあ。
しかし、筑波とはいうものの、都内の出版社やね。
検索してみたら、気になる本いっぱいあったわ。
ネムノキくんも、ローカルメディアの一翼を担っているよね。
いい仕事してる、と思ってます。

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