唐芋料理ありったけ
川内の食改さんの唐芋料理、続きです。
○さつま芋入りふくれ菓子
(材料)4人分
さつまいも 200g
小麦粉 500g
重曹 10g
黒砂糖 400g
水 350g
酢 50g
(作り方)
①さつまいもは1センチ角くらいの大きさに切り、かためにゆがく。
②小麦粉、重曹、をふるいにかける。
③水、酢をボールに入れ、黒砂糖をそこに溶かす。
④②に③を少しずつ入れ、粘らないように混ぜる。
⑤4を型に流し込んで、蒸気の上がった蒸し器に入れる。はじめは強火にし、次に中火にして30分蒸す。ぬれた箸か竹串をさしてみて、何もついてこなければできあがり。
*鹿児島郷土菓子のふくれ菓子(むっかん)ですね。かんたんにできそう!昔、阿久根の道の駅に売っていたふくれ菓子はおいしかったなー。私はしっとり系が好き。それにしても黒砂糖400gは多い…わたしなら半分にするかも。
○がねん天ぷら
(材料)4人分
さつまいも 100g
にんじん 80g
ごぼう 80g
にら 50g
たまご 40g
小麦粉 60g
もち米粉 20g
揚げ油 適量
調味料
A
さとう 大さじ1
地酒 小さじ1
塩 小さじ1・5
うすくちしょうゆ 小さじ1
(作り方)
①さつまいも、にんじんは千切り、ごぼうはささがき、にらは2cmくらいに切る。
小麦粉ともち米粉をボウルに入れて、その中に卵を入れ、水を少しずつ入れて混ぜながら、天ぷらのときより少しかための衣を作る(ちょっとどろどろに)。
③②にAと①を入れてよく混ぜ、低い温度の油でゆっくり揚げる。最後に火を強くし、からりときつね色に仕上げる。
*こちらも鹿児島郷土料理の定番、がねん天ぷら。がねとはかごんま弁で「かに」のこと。揚げた姿がかにに似ているからこの名前になったんでしょうかね。単に「がね」といったり、「がねんしゅい」といったり、地域によって少しずつ呼び名が違うようです。ほんのり甘い唐芋の味とごぼうの風味がたまりません。
がね、このあいだ自力で作った時は、芋が大きすぎてぜんぜんがねの形にならずに失敗。単なるいも天でした。もっと細かく千切りにして、山太郎ガニのようにつくってみたいなあ、と思います。
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コメント
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たしかに、お芋の文化って、神奈川にはあんまりないような気がします。
魚?ならそれなりに思いつくのですが。深いな〜ホント。
投稿: takeyama | 2006/03/21 18:03
takeyamaどの
今調べてみたけど、たしかに神奈川はさつまいも料理のバリエーションはあんまりないようだね。
あまり主食にはしてなかったのかな。
それだけ豊かだったということじゃないんかな。
魚の文化はすごそうだね。
投稿: まっきゅー | 2006/03/23 00:30