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2006/01/20

食べごとはどこへいく

午前中ぐったり寝込んでから、午後は何食わぬ顔で出社。
会社は忙しくて青筋立ってる人か、風邪で真っ赤な顔している人ばかりで、私の風邪”気味”に気づく心の余裕のある人はいないようでした。
それもどうなの。でもこのシーズンは仕方ありませんねえ。
そんな本日の夕方、思いがけぬ来客がありました。

昨年の7月開催された東京国際ブックフェアで知り合った、IT関連技術屋のおじさまです。
ご自宅はカリフォルニア☆日本人ですけどね。
検索エンジンで名前をひくと続々関連サイトが出てくる、業界トップの技術者の方なのですが、今は農業にぞっこん。
アメリカではりんごや柿、みかんの木を植え、蕗を庭先に植えたりもしているそうです。
ブックフェア後もメールで果樹の育て方や近況などをやりとりしており、たまたま日本に戻ってきたとのことで会いに来てくれたのでした。ありがたいですな~

「ぼくは業種選ぶの間違ったかなーって思ってるんですよ。いざ土いじり始めようと思っても、何も知らなくて」
でもさすがに技術屋さんで、日本とアメリカを行ったりきたりで、実践できない今は理論を学ぶためにいろんな本を読んでいるそうです。

年齢を重ねるにつれ、無機質なハイテク分野の仕事から、社会や人の生活に直接貢献できるような仕事に関心が行くようになってきた氏。
しかも、その仕事は、自分が生涯マイペースで続けられるものにしたい。
そこでたどり着いたのが、農だったそうです。
農作物の栽培・販売だけでなく、加工、レストラン、市民農園など夢は膨らむ…いつかカリフォルニアの大地でも、日本産のような「うまい!」野菜をつくって名物にしたい。

大きな目標に、私はただただ感心するばかりでした。
でもこの人なら、確実に「何かを」実現しそうな気がする。
応援したい、というより、わくわく期待がわいてきます。
とはいえ…こういう国境を越えた取り組みになってしまうと、私の思考はまわらなくなってしまうんです。

そういえば、先日の「ニッポン食育フェア」では小泉首相が「これからの日本農業は輸出だ!!」というようなことをのたまわれていました。
これを聞いたうちのスタッフ、みんなズルっとこけてしまいました。
「ちがうだろおー」「フェアのメインは”地域に根ざした”食育コンクールだっつーの」
皆さん、どう思いますか?農産物輸出で消費拡大、有利販売していく道もありだと思いますか?
ちなみに先ほどのカリフォルニアおじさまはこの流れをとても喜んでいて、「日本がやっと自国の農産物の価値に気づいた。アメリカだったら、どんなに高くても日本の甘いイチゴやりんご、なしを買う人は何万といますよ」
とおっしゃいます。

確かに、日本じゃ農産物の売値は安い。なのに卸業者、市場のマージンがべっとりついて、スーパーの価格は高い。シャッキリ甘いりんごをつくっている農家が「農業はもうだめじゃ」と嘆き節になっているのに営業時代何度となく出くわしました。
この問題を克服するために生まれたのが「直売」「産直」なのですが、農家みんながみんな、全部直売にするのは簡単ではありません。
高く安定的に売れるなら、輸出もありか…でも本当に農家儲かってるの?(無知なヤツ)
やっぱいその土地でできたものをその土地の人が食べるのが当たり前じゃないですか。

ITおじさまは、「カリフォルニアは土地は肥沃で温暖、光も多いのに、農作物は量は取れても味がないんだよね」とおっしゃっていました。なぜなのでしょう。土に微生物が少ないからかしら…
カリフォルニアで、味のよい農作物をつくるにはどうしたらよいか。
ブドウ・ワインは有名だから、光合成量で味が決まる作物は、相性がいいかもしれない(その土地に何が向いてるか)。
肥沃な土地を維持できるように、身近な有機物でつくった堆肥を毎年入れるとか…
日本の農業技術も取り入れながら、カリフォルニアという地域の自然に根ざしたオリジナルの農業を、ぜひおじさまには実現してもらいたいですなあ。
知識や技術の輸出なら、ありだとおもうまっきゅーでした。


あれ?また食育フェアの報告にならなかったなあ。

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コメント

今でも、日本のミカンは、TVオレンジとして、アメリカに輸出されたりしているのかな〜。もっとも、輸出が悪い訳じゃないんだけどね〜。この食のテーマも考えながら、明日から3泊4日の出張です〜。

takeyamaどの
出張、おつかれさま!
新しい発見がきっとあることでしょう。
takeyama氏は「食」についてどんなテーマを考えてるのかなあ。
ミカンはどうなんだろうね。アメリカで作ったほうがおいしそうだが…

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