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ついったー

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2005年11月

2005/11/29

にわかに…

ごぶさたしております。

今週になってから、ありがたいことに火が出るほど忙しくなってまいりました。
といっても、皆さん忙しいとは思うのですが…未だに仕事の要領が悪くて恥ずかしいことです。
それでも、机の上で悶々と企画を考えているよりはよっぽど脳みそが活性化しております。
(誰かもこんなこといっていたなあ)
師走のスタートダッシュといった感じです。あわただしい時期、お互い張り切っていきましょう!
エネルギーはぜひキムチで満タンにしてください。免疫力ばっちり補給できますから。

全然関係ないのですが、九州場所の大相撲、熱かったですねー
みんなかっこよかったけど、やっぱい私は魁皇だな!
意地で琴欧州を転がしたのは見事!
同じ年の朝青龍もやってくれます。あの悪役ラスボスなりきりっぷりが最高です。
初場所はぜひ両国国技館にいきたいな!
なーんてところでお茶を濁して終わりますー。

ちなみに、超遅くなりましたが、コメントのコメント入れました。書いてくださった方、見てくださると幸いです。

2005/11/20

今年最後のピクニック?

ピーカンの晴天のなか、今日は会社内の野球大会。
ルールもろくにしらない球技音痴なので、不安の中の参加でしたが、思えばみんな、普段まったく運動しない大人ばっかり。エラーもわははと笑いながら、のんびりした素人草野球を満喫してきました。
私は真剣だったんですけどね。目標はヒット1本。
なんとかその目標もクリアし(3本ほど打てました)、守備では体当たりで球を止めるプチファインプレーも一回だけできたので、私にしては上出来♪
そのかわり、目にボールは当たるわ、全力疾走の途中で転んで足をくじくわ、名誉の勲章?もしっかりいただきました。大人気なくて少々恥ずかしいです。

会社の先輩の奥さんが皆を見ていてポツリつぶやいていました。「皆さん、元気ですね。よく何試合も連続でできますね」
確かに。みんな時間を惜しむように試合とキャッチボールに没頭していました。
日ごろのうっぷんがたまっているのかもしれないですね。
一日10時間以上のデスクワークと、コンクリートジャングルのなかでの仕事暮らしは、慣れればどうということもない、つもりでいます。しかし身体は見えないところで「何かが違うよ」とサインを出しているのかもしれません。
ひとりで本を読んだり買い物するより、何倍も心がスカッとしました。

青空の下で食べるおにぎりは、どうしてあんなにおいしいんでしょうね。

SENDAI RIVER RADIOを聞きました

昨日の記事で紹介した、薩摩川内発のネットラジオ”SENDAI RIVER RADIO(SR2)”。
やや遅れて聞くことができました。
今日は会社の研修でしたが、やや飲み会が早めに切りあがったのです。ラッキー。
PC本体からの音は小さくて動き回りながらは聞きにくいので(じっとしてられない人間)、お風呂用のスピーカーにPCをつなげてみたら見事成功。よーく聞こえました(ノイズ含め...)

前半の番組、"WeekendFactry"について。
アイドルパーソナリティーのAYAKAちゃんがお送りする「あやコレ」では、薩摩川内市の地元お菓子が紹介されていました。そのなかでサプライズが2つ。
「しんこだんご」って川内だけのものなの?この前銀座で同じ姿味の団子食べたで?名称の違い?それとも独自の製法が?
「ピーナツ豆腐」に黒蜜をかけて食べるぅ???しょうゆじゃないのかえ。新しい食べ方発見...?
その他”いちごようかん”という、個性的なお菓子も登場してました。それはちょっと取材したいかも。
今は地方のほうがおもしろい食べ物あるわね。東京は大方こだわりパティシエのおしゃれ菓子か、老舗の定番和菓子でなんとなく金太郎飴チックだもんねー。メディアの宣伝の仕方もそろそろ飽きてくる感じ。
ちなみにAYAKAさんの一等賞は”しんこだんご”なんですって。子どものころから慣れ親しんだ味って、体が反射的に反応するよねー。そういう感覚、よくわかります。
といってもまっきゅーにとっては、しんこだんごは子どものころ、のどにつまる感じがいやで、あまり好きではありませんでした。でも放送聞いてると、なぜか食べたくなってくるなあ。私にとっては大人の味なのかもしれません。

後半は超オンリーワン番組”たこやき大学”。
関西人のたこやき大学マスターと、若さあふれる研究生が、若者のお悩みそうだんに答えるトーク番組。
日本中探してもこんな番組他にないでしょう。
個人的には笑いで腹痛くなる率、こっちの方が高いです。マスターの弾丸トークにばかうけ。
日本中探してもこんなたこ焼きやさん、他にいないでしょう(笑)。

どちらの放送も、和気あいあいと盛り上がっていて、うらやましいくらいですね。
12月10、11日には、なんと鹿児島市の繁華街”天文館”に繰り出して、イベント&放送をされるとか!今日の放送もNHK鹿児島の取材を受けていたようで、急に注目度が高まってきているようです。
じゃんじゃんいろんなひとを巻き込んで、盛り上がっていきますよう、応援しとります。


日記的なひとりごと。
明日は社内の野球大会。球技まったくダメの私が、人数不足解消のためかり出されます。ベンチでマネージャーを気取りたいのですがそうもいかぬ様子。一緒のチームになった人に申し訳ないですわー。
せめてデッドボールで出塁を...

2005/11/18

根付いて、輝く。

もと職場の同僚が、つくばでおもしろい仕事をやっています。

彼の職業は、ホットな話題をもとめてつくば市じゅうを駆け回る、いうなれば”ご近所レポーター兼編集者”。
新聞に折り込まれるタウン誌「まごころ通信、かわら版。」の制作をひとりで担い、企画、取材、編集など全てをこなしています。
B4サイズ裏表の紙面には足で集めた生の記事がびっしり。つくばでこだわりのライフスタイルを持っている人、その道の名人、子どもたちの行事、地域の祭りなどなど。とくに農や自然と深く関わっている人への取材記事が多いのは、編集者のこだわりなのかしら。
旺盛な好奇心と、温かいまなざしで取材された、かなり突っ込んだ内容のいい記事です。いろいろうんちくなども調べてあって、相当手間がかかってることが伺えます。
タウン誌にしてはありえないくらい、マジメに地域の話題を集めている。
つくば在住の方、読んだことありますか?隔週(?)火曜日に折込チラシに挟まってるそうですよ。

私の「読みたい!!!!」という熱烈希望に応えて彼が送ってくれた大量の過去のかわら版を、ここ何日かじーっと読んでました。
一通り読み終わって「私こんな仕事がしたかったのかも」、とぽつりとつぶやいてしまいました。
人と人とをつなげる仕事。普段は気づかないその人の「チョットええとこ」にスポットを当てて多くの人に伝え、応援市、地域を盛り上げる仕事。そんな仕事がやりたかった。
自分が住んでる地域にもいろんなオモロイ人がいることがわかってくると、そこに生きることがもっと楽しくなると思うのです。もちろん、オモロイだけでなくて、普段見えないその人の本音を知ることもすごく大事(これはブログがそうとう貢献してると思う)。
彼の仕事は一見地味だけど、ちゃんとこういう事を実現していると思います。世界中からインテリジェンスな人が集まっている割には横のつながりが薄いつくばでは、とくに重要な役割をこれからも担っていくでしょう。願わくばもっと部数が増えますように。
私の今の仕事は、こういうフレキシブルに動き回るものではありませんが、著者という人を生かし、読者の生活がもっと楽しくなる知恵を提供することをめざしているつもりです。人活かしの仕事に変わりはありません。
口だけ立派で結果ともなわずですが...負けないようにしなくてはね。

地域に根付いた仕事といえば、わたしの故郷で頑張っている先輩方の活躍も、いいなあ!と思っています。
左のサイドバーでも紹介している鹿児島県薩摩川内市のポータルサイト「きやんせねっと」の制作会社です(実はここに見えない多くのお仕事をこなしている、地域のなんでもIT&企画屋さんなんですって)。
明日はそんな先輩方のお送りする恒例のネットラジオの日です。タイトルは「Weekend Factry」。
はじまって4ヶ月目、トークもノリがどんどんよくなってます。超地元話題がうけます。
掲示板に参加するのもまた楽し。リアルタイムで今回のテーマは『オススメの一冊、思い出の一冊』だそうですよ。思わず書きたくなってしまいますねー。うずうず。あなたも書き込みいかが?
私は会社の研修と重なっているため、生放送今回も聞けません。やむを得ず「書き逃げ」をいたします。
時間のある人は、明日の20時から、ぜひこちらへ行ってみてください。
あ、ちなみに会社で聞いてはいけませんよ。にやけて周りに怪しまれるのは確実ですから。

2005/11/15

秋のアンカーたち

真昼でも冬のようなひんやりした空気の、東京です。
最低気温が10℃を下回る日が続くと太らなくなるという話を聞いて、思い切って本日、会社屋上のサツマイモを収穫しました。
結果はこちら!
CIMG0003

ちょっと小さいけど、ひとつの肥料袋から、8本がとれました!ちゃんとベニアヅマの形をしていてうれしい!
早く食べたいけど、水分が少し切れて甘みの増す年明けまで、貯蔵します。がまんがまん。
その代わり今日はサツマイモのツルと葉を調理しました。
茎は油揚げと一緒に薄味煮、葉はごま油とにんにくで炒めて台湾料理風に。
薄味煮にしたら、意外とくせもなく柔らかくできました。ニンニク炒めは、もはや素材の味がわからなくなってしまうほど濃い味になってしまったのですが、アクは感じませんでした。ちゃんと食べられるんですねー。うまいうまい。


ところで、今日は仕事の関係で、めずらしく日本橋三越へ行ってまいりました。
店内は相変わらずセレブなマダム達で大賑わい。今日平日なんですけど...
おそらく東京で最も着物率の高い空間でしょう。
それはともかく、私のめざしたところは、屋上のチェルシーガーデンです。
ここはイングリッシュガーデン風の大規模な園芸店になっているのです。
盆栽からハーブ、ラン、観葉植物にバラ、椿、コニファー、苔、もちろんテラコッタ鉢までなんでもあり!知らなかったなあ、都会のど真ん中にこれほど園芸植物を置いているところがあるなんて。
風景の一部をご紹介。

CIMG0008

今年最後のバラと、来月オープンする新三井ビル。
CIMG0010

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苗の品質もけっこういいのが揃ってる感じがします(シロウト目ですが)。
眺めてるだけでも楽しい空間、買いはしないけど(やな客)、また行きたいなあ。
(今日は冷やかしに行っただけではないのですよ...)

年の暮れを感じる季節

銀座、山野楽器の横にて。
CIMG0001

寒い夜にここの前を通ると、いやがおうにも年末気分にさせられます。まだ一月以上あるのにね、そんなに急がなくてもいいじゃナイノ。
銀座大通にも、コニファーが植えられたかと思うと、今日見たらかわいいシルバーの玉飾りがついていました。週末には電飾もつくかもしれません。

そんな年の暮れを感じた矢先、わが身にはひとつ事件がありました。
買ったばかりの定期券を、定期入れごと紛失してしまいました。
しかも、6ヶ月定期です。わたしの2か月分の食費以上の代物。
ひゅうるりらー  とうぜん見つからず、今度はジ・バ・ラ。
もろもろ出費が多い中での、とどめの一発。
キングボンビーが私の上にいるようです…しくしく
例のごとく、貧血で会社を遅刻し、ぼけーっとした頭で地下鉄に乗ってたときの出来事で、どこで落としたのかさっぱり覚えていません。東京はオソロしかねーほんに(東京のせいにするな)。

「年末実家に帰るのをあきらめようかと思います」と知り合いのおじさんに話していると、
「そうあきらめてしまうのは簡単じゃないの。もう少し考えてみたら」とさとされました。
ここは考えどころ、工夫のしどころですな。
今年は年の暮れのウキウキ気分とは無縁なことは確かだわ!

2005/11/10

菊花の祭典 in千葉

本日は仕事とかこつけて、とある菊の競技会の全国大会に出かけました。
まっきゅーは、本格的な菊の大会に行くのは初めてです。
(このブログを読んでる方々にとっても、大方は縁のない世界ではないかしら?)
ほとんど初めて「名人」と呼ばれる人の作品を生で見る機会なので、どきどきわくわく。

そして、期待通りの大感動でした!
ヘタな褒め言葉より、モノをご覧くださいませ。カメラマンの技術がヘタで申し訳ありません。

atumonohukusuke

厚物の福助づくりというスタイル
(厚物…数百枚の花弁が中心に向かって高く盛り上がって咲く)
(福助作り…置物の「福助」に似たずんぐりむっくりの姿の仕立て方。かわいくて大好き)

atubasiri
「厚走り」の一輪菊、福助づくり(厚走り…厚物の下に、走り弁という長い花弁がついている)
白いフリルのような走り弁が優雅です。


kudamono

管物…管状の花弁が長く伸びた、花火のような繊細な種類。
まったくこんなデリケートなものを完璧に仕上げるなんて!尊敬するばかりです!
写真より実物はもっとインパクトが強いです。

kogiku
おなじみの小菊。かわいい。大菊が白、黄、紫、橙ばかりなのに対して、小菊は色にバリエーションがあるのが好きです。見ていて楽しいコーナーでした。

そして、ひときわ黒山の人だかりになっていたのがこの花

oodukami


大掴み(奥州菊)と呼ばれる種類の菊。今年の内閣総理大臣賞を受賞したものです。
写真だとわからないのですが、可憐な姿に似合わずものすごく大きいのです。子どもの頭ほどもある。
いい年したおじいちゃんたちが口々に「すげえ」と連発していました。
私も一目ぼれしました。


まさに”芸術作品”ともいえる菊達。仕立てる菊作りたちの苦労も並大抵ではありません。
冬から”冬至芽”という新芽を育て、3月から10月下旬まで半年もかけて少しずつ複雑な作業を行なってゆきます。葉一枚、花びら一枚も傷ついては台無しになるので、アブラムシをはじめ多くの虫たちとの戦いも熾烈を極めます(即売では害虫対策の本は完売しました、今年は虫害がどこもひどかったようです)
いざ花が咲いたらここからも緊張の作業。花びらの先まで完璧な形に手入れしてゆきます。
大会前日は徹夜で”花直し”(爪楊枝を使ったりしてのメンテナンス作業)をするそうです。
当日は疲れきった菊師たちが会場のベンチで一文字に突っ伏して仮眠を取っていました。
お疲れ様です…でも素敵だなあと思います。おじさんたち、賞が取れてたらいいなあ。

年々菊作り愛好者も高齢化が進んでいるそうです。今日みたところでは60~80代で85%てところでしょう。
35歳の若手の菊師が「来年の菊作りより、10年後この菊花展がやってるかが心配だ」とつぶやいていました。
菊に夢中になってる人たちはみんな、若々しくて燃えているのにね。新しいファンを巻き込む風をおこしてほしい。
素人目としては、もう少し形式に自由があってもいいかなと思いました。少し堅苦しい気がしなくもない。
色や形にもっと新しい品種も出てきて欲しいし、仕立方もフリーの部があってもいいのではないかしら。
迫力ある懸崖(巨大な菊の盆栽)や千輪菊(1本の樹から千~2千輪の菊が咲く圧巻の仕立)など、サプライズになる呼び物を用意して、菊作り知らない人でも覗きに行きたくなる催しにするとか。
やらない人はいいたいほうだい~~やるのは何万倍も大変ですよね。
私は来年6月から湯島の菊作り教室に通うぞ~


2005/11/09

こんな拾い物ってあり?

本日、職場の先輩と駅までの下り坂を歩いていたら
「あら!まっきゅーさんいいものあるわよ。これもらってったら??」
と先輩が足元を指差します。
へ?と思ってみてみると、なんと置いてあるではないですか。

鍋が。

なじょしてこげなとこに??

「私はこっちもらうわね」
先輩は横にあったすり鉢をゲット。
なじょして?すり鉢が道路端に??
混乱して目が点になっている私に先輩の無情の声。
「いらないの?私がもらっちゃうわよ」
いるーーーー!!!!!だって無水鍋だもん!欲しかったんだもん!

先輩が言うには、このなぞの「鍋・すり鉢」の出展?主は、向かいの住宅の老夫婦なのだそうです。
お引越しをされるのか、ここ最近、さまざまな道具を無料でガレージならぬロードセールされてるとか。
そうと聞いて罪悪感はなくなり、バッグにエイヤっと積み込んでありがたく持ち帰りました。

家に帰ってじっくり見てみると、なんとも味のあるお姿。
CIMG0011

年代を感じさせるもののキレイに手入れされ、長年使い込まれた貫禄と味わいがあり、使い手の丁寧な生活姿勢がうかがえる一品です。
まだまだまだ現役でいけるのに、なぜ手放されたのかしら??
これからの老夫婦の生活を、しんみり想像してしまいます。
それはともかく、ずっと使ってみたいと思ってた無水鍋、うれしいな!意外な形で我が家にお嫁入りです。
鍋にとっては第2の人生、ずぼらな私に雑に使われてホームシックにならないよう、がんばります!

2005/11/07

ほりでー in 大子

ぽっかり予定の空いた者どうし、今日は茨城県北部の大子町へドライブの旅となりました。
関東平野の最果ての山奥、大子町には、日本三大瀑布のひとつ「袋田の滝」があります。
滝好きなので一度行ってみたかったんですね。気のよい後輩が連れて行ってくれました。

紅葉シーズンで混雑した道路を抜け、大子町に到着。
まずは、腹ごしらえ?おやき学校でおやきの体験実習をしました。
一個分ずつ分けられたおやき生地をつかって、かぼちゃとりんごのおやき成形に挑戦です。
大盛況で、母ちゃん先生たちとゆっくり話せなかったのが残念だけど、忙しい中、不器用な私の惨状を見かねて何度もヘルプしてくれました。
本当に手際よいし、母ちゃんがまるめたおやき生地は、あったかくてつやつやしててキレイ。
ああ名人なんだなあと肌で実感しました。長野までみんなで修行にいったそうです。
で、出来上がったのがこれ。
oyaki

生地を作った後、母ちゃんたちが焼きを入れて蒸してくれたものです。
合格を3つもらいました!うむ!楽しい。
あつあつは美味!早く自分でもう一回作っておさらいしなければ!

その後は月待ちの滝へ。ここは滝の裏側に歩いていけます。マイナスイオン浴びまくりですがすがしい気分に。
tukimati

滝を見ながら食事できる名物そば屋で50分も待って、凍えながらもりそばを食べました。おいしいけど寒かった…
食べているとにわかに、イバラギじいちゃんの団体様が入ってきて、テラス席は宴会モードに。
テーブルが足りなくて私たちと相席したおじちゃんが、不思議に親近感をもって話し掛けてきてくれました。
「あんたたちどこから来たんけ?おらたち結城から来てんだ。今日は慰労会なんだべ。」
聞くと、ご一行は結城市の”跡取り息子の会”(青年会か?)のOBたちだそうで、それぞれ染物屋、織り屋(さすが結城紬の里)、酒屋などの”もと”主人をしていた方々でした。
相席したおじちゃんはもと農家。施設園芸が専門で、県の農林大臣賞も受賞したことがあるとか。
母ちゃんが亡くなってからは施設をやめ、現在は米と自給野菜作りのみ。
キュウリ作りの腕をかわれて、近所の農家へパートへ出る生活なのだそうです。
そんな話をしているうちに仲良くなり、みそおでんやかりんとうをごちそうになってしまいました。
不思議ないい出会い。
でもふとひっかかったことは、このじさま達の専業に、後継者がちゃんといるのは半分しかいないという話。
じいちゃんが何十年もかけて磨いたキュウリ作りの技が、やがてはじいちゃんのリタイアによって、ひっそりこの世からなくなってしまう…そんなことを考えると、なにかあせりのようなものを感じました。自分がすぐに何ができるというわけではないけど…

その後は袋田の滝へ。
紅葉はまだ進んでいなかったのでちょっと残念でしたが、視界にに入りきらないほど大きくて迫力あって、でもどこか静かな姿を見ることができて、やっぱりここまできてよかったなーと大満足です。
CIMG0005

そして、炭火で焼いたサトイモコンニャク串は絶叫もののうまさです。必修です。
CIMG0007

紅葉狩り行きたい方、行くなら今月後半がおすすめですよ~。
秋もそろそろ、駆け足で冬にバトンタッチする体勢になってきましたね。
顔をあげて歩いて、ひとつでもたくさん秋から何かをもらいたいなあ。

2005/11/03

虫愛ずるナンとやら

今日は、我が家に新しい同居人が仲間入りしました。

それはこの子達
↓ ↓
koggane
あ~くねくね。起こさないでよう


むむ、今このブログからお客様が激減したような…
まあまあ、画面から襲いやしませんから、お嫌いな方は画面の上端によけちゃってください。
さて、何の幼虫でしょうか?わかるかたはコメントでお答えをどうぞ。
正解の方には…実物を差し上げます(え、要らない?)
同居人といっても、彼らの住処はわがベランダのリンゴ箱畑の中です。
一生懸命、働いてもらいます。

といいますのも、ある著者から教えてもらったのですが、彼らは素晴らしい土の中の掃除屋さんなんですって。
会社の屋上で活きのいいのを厳選スカウトてお連れしてきました。土と一緒に植物の根っこや枯れ葉などの有機物を食べて、団粒構造の良質の土にしてくれるのです。ウンチがいいのよ!
掃除屋さんどころか、ありがたい土つくりやさん。ミミズより図体がでかい分効率もいい!
トウガラシとトマトの根っこがびっしりつまってかたくなったわが畑の土を、この冬の間にふかふかの土にしてもらえるといいな。
ただし、植物が生きて植わっているところに彼らが住み着くと、生きた根っこまで食べて枯らしてしまうので注意が必要です。一般的には害虫よばわりされてるくらいなんですよ。
会社屋上でも熱心なガーデナーたちに排除されかけており、一部もらいうけました。ただし、春になればしかるべきところに旅立っていただきます。うふふ。

ムカデやクモなど、虫がお嫌いな方もいらっしゃるようですが、昔から私は結構虫が好きです(両生類や爬虫類も好み)。不思議と親近感があります。
小学生のころは地グモ獲りに熱中してました(親近感とか言っていじめてるだけか)。
さすがにムカデやスズメバチのように、食われると痛いお方々には近づこうと思いませんし、蚊もゴキブリも家に入って欲しくはないので、まあ、ゲンキンなものですがね。
田んぼとか見ると、虫なしにおいしいお米はとれないんじゃないかと思うほど、虫たちによって生態系がバランスよく支えられていて、尊敬するばかりです。
うまいこと、なるべく相互不可侵でほどほどに共存していきたいなあ、と思います。

2005/11/01

干しいも賛歌

ああ、食欲の秋。

干しいものおいしい季節がやってまいりました。
今日も会社で夜なべの予感がしていたので、家から干しいもを持ち込み。
残業組みのみんなで食べました。
オーブントースターでカリカリに焼いて、表面があめ色になったところを食べる。おいしー!!
意外と周りの人が、焼いて食べるとうまいことを知らなかったのでちょっと得意顔です。
常識よねー>茨城県民のみなさま
鹿児島にも空っ風が吹けば、干しいも文化が根付くだろうになあ。

昨日今日は担当の本で大トラブル発生し、顔が引きつるほどせっぱつまり、へこんでいたのですが、干しいもさんのおかげでペコンと回復いたしました(それもどーなの)。
偉大なる干しいも。たとえ中国産であっても。愛しているわ。たとえ黒コゲになっても~

追記
イモとはいえ、100gあたりのカロリーは320kcalもあるそうです。
ちなみに焼いもは100gあたり148kcal
倍以上!!!食べすぎには注意だ(イバ弁風に)。

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