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ついったー

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2011/03/06

おいしいミカン産地の不思議な共通点

私はミカンが好きです。

冬から春までの間、毎日ミカンを食べずには一日がおわりません。

冬のおやつであり、水分であり、ビタミンでもある。

風呂上がりの冷えたミカンのおいしいことっていったらもう!

年明けからはデコポン、イヨカン、ポンカン、はるみなどなど中晩柑ラッシュに心おどる日々!

No みかん. No Life.

半分本気でミカン農家になりたい今日この頃。

とまあ、そんなミカン好きの私が、今年の初めに「農家の台所」銀座店に行った時のこと。
ちなみに「農家の台所」は、最近ちょっと有名な国立ファームの直営レストラン。
個々の農家をアイドル張りにアピールし、野菜は珍しい品種にこだわるなど、農のおもしろさを前面に出した店づくりをしています。
お店のナイスミドルなお兄さんが、あたらしいミカン「はるか」を試食させてくれました。


Img_2078
はるか。デコポンのようなデベソがかわいい。

レモンのような黄色い皮で、一見すっぱそう。
でも食べてみると、甘くてみずみずしくて、さわやかな香り!おいしい!!!
感動してお兄さんと話がはずみました。
そのお兄さんは、柑橘についてやたらと詳しく、あまり有名でない産地とか、温州ミカンの細かい品種のこともよく知っていました。
聞くと、お兄さんはもともと東京の青果市場のバイヤーで、果物を担当していたというのです。
しかも「柑橘はとくに好きなんですよね。いろんな産地を歩きました」というではありませんか。
どうりで詳しいわけだ。お友達になりたい!!

このお兄さんから、不思議な話を聞きました。
「ミカンの産地はほとんどが海っぺりの傾斜地にあるんですけど、ここはおいしい、って思う産地は畑の”西側”が海になっているところなんですよね」
つまり、夕日の沈む海に面しているミカン畑では、とくにおいしいミカンがとれるということ。

そういえば、歴史の長いミカンの産地は、西側が海になってる。
和歌山県の有田、田辺。愛媛県の八幡浜、宇和島、伊予。
熊本の河内、長崎もそう。
もちろん、西側でない有名産地もあるけど(静岡の三ケ日とか、神奈川の湯河原とか)。
何より、このイケてる元バイヤーさんがお気に入りの産地がサンセットビーチばかりというのは、大いに気になります。

Img_2085

和歌山県田辺産のポンカン

そんな話を、好奇心旺盛な職場のI先輩と話してみました。
まっきゅー「先輩どう思います?この話。どうして西側なんでしょう」
I先輩「へえ、おもしろいねえ。やっぱ海水なんじゃない?」
ま「は?」
I「風って西から東に吹くことが多いじゃない。偏西風ってやつ。海水混じりの潮風があたって、ミネラルいっぱいのおいしいミカンになるんじゃないかな」
ま「ふふ~ん。そういうことかなあ」

結局真相はまだよくわかりません。
ネットでも調べてみましたが、こういう視点で産地の分析をしている研究は見あたらないんですよね。
でも、なんだかロマンを感じてわくわくしました。

西側といえば、かくれた柑橘の名産地、鹿児島県の出水市も、西側が海ですね。
なかでも針原地区のミカンはおいしいと名高いそうですが、グーグルマップで見てみると、まさに目の前が海
出水のミカンは本当においしい。
まだ全国的には有名じゃないけれど、出水の特徴はすごくたくさんの品種が生産されていること。
温州みかん各種はもちろん、不知火(デコポン)、スイートスプリング、ポンカン、せとか、はるみ、はやか、ボンタン、晩白柚……他ではあまり聞かない品種もけっこうあります。
で、どれもうまい!
出水産のミカン、いまのところ外れたことがないです。
スイートスプリングはとくにおいしいと思います。あと温州もスーパーのよりみずみずしくてうまい。

うちの両親は「特産館いずみ」が大好きで、冬は月に2~3回も通うほど。
ここは並んでいる柑橘のほぼすべてを試食できるところがいい。
でも、どれもそん色ないくらい、おいしいです。
お惣菜も充実。ここの卵屋さんのサンドイッチと卵焼きが超うまいのでおすすめ。

そろそろ柑橘シーズンは終盤ですが、ハッサク、清見、甘夏、はるみなどなど、晩柑類はまだまだ目白押し。
まだまだ柑橘たのしむぞお~! 

あなたもレッツみかん!


追記:コメント欄で後輩のgamiくんがかなりおもしろい追加展開をしてくれています。
必見です!私より数段深い考察です。


 

2011/02/06

母、イノシシに襲われる

いやーーーーー
ぶったまげました。
先日、新燃岳のようすを聞こうと鹿児島の実家の母に電話したときのこと。
母「あのね、昨日すごい珍事件があったの。
職場の駐車場でね、イノシシに襲われたの」
私「え!!誰が!?」
母「お母さんよ」
私「なんですとーーーーーーーーーー!!!!!」

事件の顛末。
母は上川内にある短大の寮の食堂に勤めています。
お昼の仕事がおわって帰ろうとしたとき。
出入りの業者さんが「さっき駐車場にイノシシがおったよ」と声をかけました。
好奇心の強い母と同僚の2人は、「えー?まだいるのかな」と興味津津で駐車場に出ました。

ドアを開けた瞬間。
すぐそばにいたイノシシと目が合ってしまったのです。
あわてた母たちはすぐに中に戻ろうとしたのですが、同僚の方が誤って自分が入った時点でドアをしめてしまい、外に母だけが取り残されました。

ドアを開けようとあたふたしている母にイノシシが突進。
母のお尻に4回もどついてきたそうです。
「助けてー!!!!!!」
母の悲鳴は構内中に響き渡ったとか。

直後、2頭の猟犬が駆けてきてイノシシにかみつきました。
イノシシと猟犬は取っ組み合いのケンカを数分繰り広げ、ついにイノシシが降参。
そこへに数人の猟師がやってきました。
おびえる母の目の前で、猟銃を「ドン!」
イノシシは血の海の中で息絶えたそうです。

幸いにも母は軽傷でした。
お尻にキバの引っかき傷と打撲痕が数か所。
ただ、精神的なショックが大きかったようで、心療内科のカウンセリングをうけ、
軽い内服薬を処方してもらい、しばらく仕事も休むように言われました。
そりゃそうですよね。
ものすごい恐怖だったと思います。

なぜ、母はイノシシに襲われたのか。
イノシシはとても臆病な動物。
自分から人の目につくような場所に出ることはまずありません。
それでも今回、見晴らしのいい駐車場に自分から出てきた理由は、
「追われていてパニック状態だったから」
ということのようでした。

そのイノシシは、母の前に現れる前に10km以上も山の中を猟師集団に追われていたそうです。
しかしその猟師の人たちは伊集院に住んでいる人だったためか、土地勘がなかったようです。
猟師としてはあるまじき失態をしてしまいました。
人里に向かってイノシシを追ってしまったのです。

母の診療費は猟師さんたちが自分たちの保険で支払ったそうですが、
今回の事件を厳しく反省して、二度とこういうことが起こらないようにしてほしいです。
わな猟をメインしてもらうことはできないのでしょうか。
そのほうが危険も少なく、効率もいいと思うのですが。
イノシシをはじめとする獣害で中山間地の農家はとても苦しんでいます。
猟師さんのがんばりはとても大事。
だからこそ、みんなに歓迎される活躍をしてほしい。

母には、亡くなったイノシシの供養を提案しました。
少しは気が休まると思ったから。
母「そういえばあのイノシシもかわいそうだったねえ。イノシシは何が好物なのかな?」
私「米ぬかとか、お米かなあ(本当は何でも好きだけど)」
母「そうなんだ。じゃあお米と塩と焼酎でお清めしてこようかね」
翌日、襲われた張本人の母が事件現場で手を合わせて供養している姿を見て、大学の職員の人が驚いていたそうです。
もともと動物好きの母。優しい心に私も感動しました。
母「なんだか私の心も少し軽くなったみたい。不思議やねえ」
あとは一日も早く、心身ともに回復してくれることを祈るのみです。

人里近くに増えすぎた山の動物たち。
今踏ん張って、人間のパワーで山に押し返すことが、末永く共存する道だと思います、。
私も微力ながらがんばります。

2011/01/30

ツイッターはじめています

たまーにしかつぶやいていませんが、ツイッターをやっております。
アカウントは
matsuhisashoko

まだやりかたがよくわかっておりません。
ツイッターをやっている方は、よかったらフォローしていただけるとうれしいです。
私もフォローしますので、いろいろ学ばせてくださいませ。

ところで、ブログ画面をリニューアル中です。
このテンプレートもなんだかアンバランスなので、もしかしたらまた変えるかも。
しばらくグルグルと画面や配置が変わるかもしれません。

2011/01/17

鹿児島市おすすめの居酒屋 →特攻チキン野郎 加世堂

2010年の暮れ、中高時代の同級生が鹿児島市内のど真ん中に居酒屋をオープンしました。

その名も
「特攻チキン野郎 加世堂」
(クリックするとお店のブログに飛びます)
……攻撃的な店名であります(笑)。
それにしてもよくやったなあ!!すごいぜ!!

年末に帰省したとき、同級生のオーケストラ仲間と一緒に、お店を訪ねました。

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攻撃的な店名とは裏腹に、店内は和風で落ち着いた雰囲気。
中央の壁に、魂のこもった桜島の絵がでーん!と鎮座しています。
この絵は、同級生が天文館で出会った画家の人に頼んで描いてもらったそう。

ゆったり8人は座れる掘りごたつ席3組と、カウンター数席。
30人くらいの宴会なら余裕でできそうですね。

出迎えてくれたのはこの方々。
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右側が、”総司令官”こと加世堂洋平くん(同級生)。
左側が、はるか東京からやってきた菊りん(彼も同級生らしい)。
いやーよかにせコンビですね。
菊りんは、総司令官の東京時代の居酒屋勤めの仲間で、開店祝いにやってきたときに鹿児島が気に入ってしまい、そのまま武者修行に住みこんでしまったといツワモノ。
男前なだけでなく、さわやかで気配り満点のサービスもしてくれました。

それにしても驚いたのが、料理のおいしさ。
まずは刺身。
Photo

(右から、なまこ酢、サーモン、かんぱち)
総司令官による男気ある盛り付けであります。
その日に鹿児島市内の市場で仕入れたものしか出さないというこだわり。
どれも絶品!
なまこ酢ももちろん総司令官による調理。酢がまろやかで上品な味付けでした。

こちらは「海の幸サラダ 
エビ タコ イカ 具だくさんチリマヨドレッシング」
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懐かしのイカ姿フライが自己主張しております。
センスが若い(笑)!!
これは、この当日にできたばかりのほやほやメニューだったそうです。
ユニークな見た目だけど、イカ姿フライがクルトン的なサクサク感を出していて、とってもおいしかったですよ。

そして、真打ちがこちら、地鶏の刺身。
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右側のピンクの刺身が胸肉、左側がもも肉。

…うまい。肉自体にうまみがある。でも全然脂臭くない。
ああこれが上手に育てた地鶏なんだなって思いました。感動しました。
(お肉の仕入れ先も同級生の会社だそうです。縁っていいね)

加世堂氏によると、地鶏はつぶしたその日がいちばんおいしいそうです。
わざわざ、前日に仕入れたお肉を出してくれて、食べ比べさせてくれました。
胸肉は2日目になるとわずかに水っぽくなっているかな、という感じ。
シビアに食べないとわからないほどの差だけど、必ずその日の朝につぶした地鶏の肉しか出さないと決めているそうです。
お魚の刺身も同様。

こだわって自信を持って仕入れた食材。すごくいいものだから、無駄にはしたくない。
でもだからといって、残ったものを次の日に出すと、どんどん自分のこだわりが崩れていく。
そーいうことはしたくない。
すごく残念だけど、残った食材は処分する。
お客さんには一番おいしいものを食べてもらって、おいしい思いをして、またこの店に来てもらいたい。
そんなことを加世堂氏は語っていました。
このお店を気に入ってくれたリピーターでお客さんを増やす作戦で、ホットペッパー等の広告は一切出さないそうです。
加世堂氏、見た目はヤンチャなよかにせですが、中身はかなり本気。
この潔さ、なかなかできるものではないと思います。

加世堂氏の故郷は阿久根市の西にある長島。
漁業、農業がさかんな、とても豊かな島です。大好きで何度も行ったことがあります。
彼の実家も農業をしているそうで、ご両親の育てたお米も鶏飯にして提供してくれます。
おいしかったですよ~
長島の名物「大名貝」など、長島の海産物も仕入れているそう。
本当に地元の食材を愛しているのだね。

鹿児島市で”おいしい”料理と酒を楽しみたい方。
このお店、掛け値なしにおすすめです。
ぜひぜひ一度行ってみてください!

「特攻チキン野郎 加世堂」
場所:鹿児島県鹿児島市西千石町17-27 ワイエム殖産ビルB1
   (高見馬場電停前のローソンの地下)
電話:050-1185-1628

おまけ
つくねもおいしかった!
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みじん切りのレンコンと、やまいも入りでシャキシャキの歯ごたえ。
真ん中の卵は珍しい地鶏の卵。
このほか、自家製おでんもおすすめ。

2011/01/10

2011年年頭のあいさつ

だいぶ遅れてしまいましたが、2011年の初投稿です。
今年もブログ更新はマイペースで行くとは思いますが、気が向いたら見に来ていただけると幸いです。

2010年は30歳になるという節目の年でした。
これからますます仕事もバリバリ!というときなのに、毎月のように体調を崩してしまいました。
いろーんな科を渡り歩いて、検査検査で医療費がかさみまくり……とほほ。
しかし、年末の健康診断の結果は初めてのオールA。
今年は今の健康を維持し、元気にバリバリ仕事することを目標にするつもりです。

それから、長期的な目標も、ささやかに宣言しておきます。
「2013年に、鹿児島に生活の拠点をうつす」
まだ何も道筋はたっていないけれど、まずは口に出すことからはじめよう。
今年からはさらに気合いを入れて、公私ともに出会いを大切にし、学んだことを次の自分のステップに生かしていきたいと思います。

今年一年も、私たち皆が生き生きと活躍し、幸せを感じることができる年になりますように。
じゃあいきますか!

2010/11/20

口蹄疫の児童書(無料で読める)

ごぶさたしてます^^;
久しぶりの投稿ですが、またしても口蹄疫の話題です。

口蹄疫は8月27日に終息宣言が出され、被害地域への家畜の本格導入もはじまりました。
(しかし、ウイルスの侵入ルートは未だ解明されず、どうやらこのままうやむやになりそうな流れです)
再開を決意した農家を応援したいし、この口蹄疫から何を学ぶか、これからもずっと追究していかなければならないと思っています。

皆さんにぜひ、読んでいただきたい本があります。
「牛が消えた日」という口蹄疫をテーマにした児童書です。
一般の方の自主制作でつくられたものです。

ここからダウンロードできます(無料)。
http://ushigakietahi.jp/index.html
ページ内の「ダウンロード」ボタンを押すと、ZIP形式のデータがダウンロードされますので、解凍してご覧ください。

この話はフィクションではありますが、被害農家への聞き取りをもとにしているそうです。
家畜を失った農家とその家族が、そのとき何を思い、どんな会話をしたのか。
やさしい文章ですが、とてもリアルにまっすぐに描かれています。
私は号泣してしまいましたが、読後はすっきりと前向きな気持ちになりました。

年の瀬を前に、口蹄疫のことを改めて思い返すきっかけにしていただければと思います。
(5~10分くらいで読める短編ですので、どうぞお気軽に。涙腺のゆるい方はハンカチ必須)

制作された方に拍手喝さい!
とっても思いのこもった本でした。

2010/09/05

宮崎へ

5日から3日間、宮崎の取材にいくことになりました。
口蹄疫の苦しみから立ち上がるみんな。
今、何を取材し、何をうけとり、どう伝えるか。
自分の感情はさておいて、心のアンテナを高くしていきたいと思います。

Img_1774
今回のおともはこのコブタちゃんだよ


2010/09/02

深夜の常磐線各駅、大遅延

終電の2個前に何とか間に合ったと思ったら、電車がとまってしまいました。
さんざん遅れてA駅についたころには、なんと夜中の2時!!
こんなに遅くなったの初めて!
しかも乗り換えの電車が終了していたため、同じ駅を目的地にしている人4人で、タクシーに相乗りすることに。

こんなのがもらえるんです。
これをタクシーの運転手に渡すと、料金をJRが払ってくれるというもの。
0902_2
(買ったばかりのiphoneで撮影。まだ慣れなくてうまく撮れないっす)


しかし、タクシーが来ない。
相乗りすることになった3人の人は、女性ひとり、男性ふたり。
同じ不幸を共有しているせいか、和気あいあいと仲良くなって、雑談しながら気をまぎらわし。
みんなそれぞれ自慢の携帯で、上の紙を写真に撮ったりしてました。

ようやくタクシーの運ちゃんが来たのはなんと3時前。
「こんな時間にタクシー来てくれるんですね」と聞くと
「あー、駅前はほとんど24時間タクシーいるもんだよ。
朝の4時に交代すんの。
でも、夜稼げた奴は、早めにあがるけどな。
俺は今日はあんまり稼げなかったんで、駅に戻ってみたんだ。
そしたらタクシーが一台も停まってなくて、お客さんが並んでるからびっくりしたよ」
というわけ。
戻ってきてくれてありがとう!運転手さん。


仲良くなった相乗りの人たちと、「明日も仕事ですね……」と苦笑いを交わして別れました。
こんな出会いもたまにはいいもんだ。
明日仕事さえなければ……!!!!


2010/08/29

口蹄疫 終息宣言

Photo_2
(8/29の日本農業新聞のJA広告)

宮崎で大きな被害を出した、家畜の口蹄疫。
8月27日、ついに終息宣言が出されました。

感染家畜の殺処分はずっと前に終わっていたのですが、感染農場の堆肥の消毒作業が今まで進んでいたんです。
汚染堆肥は発酵熱で中心部を60℃以上に上げ、ウイルスを死滅させるはずでした。
ところが、水分が多くてエネルギーの少ない牛の堆肥はなかなか熱が上がらず、終息宣言予定日間際に目標が引き下げられて、49℃の熱でもよくなったみたいです。
…ちょっと不安ですけど。
もう二度と口蹄疫を発生させたくないということは、宮崎の人が一番思っているでしょうから、今後の慎重な対応を信じたいと思います。

とにかく、ひと区切りですね!
そして、ここからですね!!

私個人としては、大規模な農場を狭い地域の中に密集させるべきではないという思いが、日に日に強くなっています。
宮崎県では、家畜伝染病ゼロの産地を目指すという方針を出しているみたいですが、離島でもないのに、生産農家がこれだけ多いのに、それは土台ムリな話じゃないかと思います。
いつまで海外の資源に頼りきった畜産の体制を続けるんだろ。
そのこと自体がリスクを際限なく生み続けるのに。
あーこんなことばっかり考えていても仕方がないんだけど。
前向きに応援したいのに、煮え切らないのでありました。


そしてお知らせ。
携帯電話をauからiphoneに乗り換えました。

2_2

もらったおまけは、「麦わら帽子お父さん」でした。かわゆい。
携帯アドレス変更の連絡が通じなかった方がけっこういらっしゃいます。
私のアドレスを登録してくださってる方で、アドレス変更メールが来ていない方、お手数ですが、こちらのアドレスまで一報いただけるとありがたいです。
makkyu103(あっとまーく)yahoo.co.jp

2010/07/12

ミソジの仲間入り

世の中が選挙やワールドカップでにぎわう11日、ひそかに一つ年をとったのであります。
29+1=30
いよいよミソジに突入したわけであります。

30歳というと、なんだかバリバリブイブイ社会の真ん中で活躍している大人、というイメージを持ってました。
じっさいなってみると、うーん全然大人げないまんま。
あせります。
私、30歳になっていいのかしら。
自分の年齢を言うのが急にこわくなってきたりして。

ともあれ、年を重ねるごとに公私ともにいろんな出会いがあり、世の中が少しずつ広く深く見渡せるようになってきたのはおもしろいです。
ある程度世の中わかったふうなフリもできるし、そうしがちな自分がいるんだけど、知らないことを学ぶ喜び・快感こそ人生のエネルギー。
知らないということを恥と思わず、謙虚にどん欲にいきたいです。

30歳になって、これはぜひやらねばと思うことが一つ。
「自分の失敗や欠点や、どうにもならないことに対して深刻になるんじゃなくて、”開き直り”や”明るいあきらめ”の精神でいこう」みたいなこと。
私に会ったことのある人は、第一印象で「なんかしっかりしてそーな人やな」と思ったかもわかりませんが、私の内面はそーとー大人げないです。
後輩の有能ぶりに嫉妬したり(その割に努力はしない)、著者に苦言をいわれて心のなかでその人ののしったり(表面上ではあいそよく)、会議で自分の発言がウケないと以後こわくて無口になったり(そして眠くなる)、同世代の結婚・出産を祝いつつ心の中は孤独感がましたり(いよいよそういう年齢になったか!)…でも本能的によかぶってしまうのですね。
自分が不幸だと思うと、暗いオーラを放って殻に閉じこもり、悲観的になり周りのことに関心が向けられなくなる。
そのせいで、ずいぶん時間を無駄にしてきたように思います。
もう少し肩の力を抜いて、明るい負け組おねーさんを目指します。
みんなと楽しく生きて、いつでも世の中楽しくするアクションをし続けられるように。

今後ともよろしくお願いしますね!

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